JR古賀駅西口の商店街に今月新たに誕生したコワーキングスペース&カフェ「CREATE SPACE MIRACO」のオープニングセレモニーへ。ご尽力いただいている一般社団法人こがみらいさんに感謝!
この場所が、人と人との交流の拠点となり、若い人の起業・創業が促進されることも期待されます。古賀市はウィズコロナ(コロナとの共生)、アフターコロナ(コロナ後)を見据え、新たに創業支援策を講じる方針です。開会中の市議会定例会に提案した補正予算案に盛り込んでいます。相乗効果で地域活性化につなげていきたいですね。
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九州北部もまもなく梅雨入りします。
古賀市として、新型コロナウイルス感染症対策を前提とした防災対策と避難行動のあり方について考え方をまとめ、8日、市内各地の自主防災組織でつくる連絡協議会でお示ししました(内容はこちら)。粕屋北部消防本部作成の冊子とともに回覧もされますので、必ずご確認ください。そして、ご家族やお知り合いと事前に話し合ってください。
防災の基本は「自助」。私たち一人一人が、自分の命は自分で守ることを強く意識し、準備し、実際に行動すること。これがあって、家族や近所などで支え合う「共助」につながります。自助と共助の実効性を高めるため、古賀市は行政としての「公助」に全力を尽くします。
上に示した図は基本的なポイントになります。以下に説明をまとめます。
① 【古賀市総合防災マップを確認する】
2016年に全戸に配布しています。万が一、自宅にないという方は、古賀市HPにデータがあります。市役所の総務課でも入手できます。自らの住む地域のハザードマップ、災害種別ごとの指定緊急避難場所や指定避難所も分かります。
② 【食料やマスクなどの物資を備蓄する】
基本は3日分。避難の際、必要最小限の食料や水、常備薬などを持ち出せるように準備してください。これまでの備蓄に加え、感染症対策で、マスクやアルコール消毒液、石けん、体温計などもお願いします。そもそも行政の備蓄物資には限りがあります。
③ 【情報を収集し、避難を早めに判断する】
避難は、私たち一人一人が主体的に率先して判断しなければなりません。そして、災害を予見し、実際に行動に移すことが重要です。そのためには、気象台や国・県・市の発信する様々な情報を集めるようにしてください。そして、早め早めに判断してください。
④ 【多様な避難のあり方を念頭に置く】
古賀市として、発災時に開設する避難所では新型コロナウイルス対策を講じます。新たに感染症対策版の避難所運営マニュアルを策定し、人員配置や物資も充実させることにしました。しかし、不特定多数が避難してくる場所は、感染拡大リスクが必然的に高まります。そこで、避難所以外の多様な避難のあり方を皆さんとあらかじめ共有しますので判断の参考にしてください。
(1) 在宅避難…自宅とその周辺の安全を確認すること
(2) 縁故避難…親せきや知人と日ごろから相談すること
(3) 車中避難…エコノミークラス症候群など他のリスクも理解し、選択すること。古賀市は小学校のグラウンドでも車を受け入れる予定
大きなポイントだけでも、上記のようになります。
災害への備えは、時間も労力も必要ですが、命を守るために取り組むべきものです。特にしばらくは新型コロナウイルス感染症対策を強く意識しなければならず、私たち一人一人の行動が一層重要になります。皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。ともに乗り越えていきましょう!