古賀市は12日、ドレッシングやパスタソースなどの製造・販売やレストランを展開する「ピエトロ」さまの新たな工場の建設に向けて立地協定を締結し、記者会見で発表しました。ピエトロさまに心から感謝いたします。
ピエトロの高橋泰行社長と私が協定書に署名しました。東証1部上場企業でブランド力の大きいピエトロの新規立地によって、古賀市の産業力が強化され、まちづくりの大きな転機となります。今回の立地協定を契機として、古賀市として市内外からの人の交流をさらに促進し、にぎわい創出につなげていきたいと考えています。
建設予定地は、青柳の古賀グリーンパーク(GP)の直近になります。古賀市としてピエトロの事業活動を支援するとともに、古賀GPとその周辺における「観光・物産・情報発信の拠点」形成に向けて相互に協力していきます。
この日の会見では、高橋社長から、工場にはレストランや物販の機能も設け、工場見学も視野に検討したいとの考えが示されました。私からも、体験を楽しむ経済活動「コト消費」を促し、にぎわいを創出する観点からとても心強いとの思いを申し上げました。
古賀市は青柳地域の古賀GPとその周辺について、まちづくりにとって極めて重要なエリアと位置付けています。古賀GPには、農産物直売所「コスモス広場」や自然の中で憩える「ふるさとの森」、多目的広場や健康文化施設「クロスパルこが」といったスポーツ施設があり、今も市内外の人が訪れます。
古賀市として「人の交流」によるにぎわいをさらに創り出していくため、私の市長就任後の2019年8月、古賀GP周辺のエリアを念頭に当時検討を進めていた道の駅を整備するのではなく、「民間活力の導入」をめざす方針を決定。庁内に「観光・物産・情報発信の拠点形成プロジェクトチーム」を立ち上げ、コト消費の視点も含めて企業誘致などの取組を推進してきました。私自身もトップセールスとして高橋社長とお話をさせていただいてきました。
さらに、古賀GPとその周辺の活性化の取組は、古賀駅東口開発や西口の本質的再生をめざすプロジェクトとも連携させます。中心市街地、古賀GPの青柳地域、さらには薬王寺温泉のある小野地域を結ぶ「コンパクト・プラス・ネットワーク」の考え方を基礎として、古賀市全体の活性化につなげていきます。その意味でも、今回のピエトロの古賀GP直近への新規立地は重要な転機となります。
早速、TNCやテレQがニュースで報道。西日本新聞、日経新聞、読売新聞も記事にしてくれました。
企業誘致などによる産業力の強化は私の公約であり、市政運営の最重要テーマのひとつです。経済の活性化は移住定住の促進にもつながり、都市の持続可能性を高めます。今後も魅力あるまちづくりを推進していきますので、よろしくお願いいたします!