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Channel: 田辺かずきのブログ
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インターンシップの大学生との対話/一般質問2日目

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福岡県内の大学生たちが古賀市を訪問してくれました。

 

 

4日の市議会本会議を傍聴した後、市長応接室で質問タイム!私がこの10年、大切にしてきた「対話と交流」の政治理念の意義とこれに基づき実践してきた「一人一人の市民の皆さんと顔を合わせて話をする」ことを基本とした活動、政党・会派を超えて政治家同士が信頼関係を構築していく意義、首長と議会の役割(二元代表制)、古賀市の新型コロナウイルス対応で重視しているチルドレンファーストの具体例などを説明し、熱心に聴いてくれました。

 

県議時代は積極的にインターンシップの大学生を受け入れ、主権者としての意識を持ってもらえるよう、政治が生活に直結していることを理解してもらえるよう、取り組んできました。今は首長となり受け入れが困難ですが、今回こうした機会をいただき、嬉しい時間でした。

 

大学生は、福岡市議会の田中慎介議員と井上麻衣議員のインターン生。両議員、学生の皆さん、ありがとうございました!

 

   ◇

 

台風一過の8日、市議会本会議が開かれ、一般質問が行われました。5人の議員さんから多様なテーマで質問をいただきました。お一人の議員さん当たり質問と答弁の往復で約1時間。当然、いずれも答弁は私が主ですので、終日、頭フル回転で臨みました。

 

 

その中で、コロナ禍における市の事業の継続についてご質問をいただきました。市民の皆さんとの双方向のコミュニケーションが平時よりも困難であるものの、その「声」を市政運営に反映するため、創意工夫と想像力をもって取り組んでいることを申し上げました。なお、第5次総合計画の策定に向けた地域における対話集会(タウンミーティング)については、9月下旬から、感染防止対策を講じて再開する方針を明らかにしました。

 

 

このほかに取り上げられたテーマでは、

▽JR古賀駅西口エリアの本質的な再生に向けては市内外の多様な主体とりわけこれまで長く活性化に取り組んできた方々の「心」をつなぐマネジメントが重要であること

▽今年度中に西鉄宮地岳線跡地の中川区エリアは詳細設計を進め、花見南区エリアも合意形成に向けて取り組むこと

▽今回の台風10号は気象予報を参考にタイムラインを意識し、災害警戒本部の立ち上げと対策本部への移行、避難所開設、避難勧告のタイミング、職員配置体制等を予め決めたうえで、市民の皆さんに防災情報を発信し、避難行動を促したこと

▽企業誘致と土地利用転換を確実に進め、トップセールスにも引き続き力を入れること

▽SDGsの「誰一人取り残さない」という基本理念を大切にしながら市政運営をしていく重要性と、これは第5次総合計画策定に当たって必然的に据えるべき視点であること

▽国勢調査を正確かつ円滑に実施していくこと

▽砂防堰堤の機能が発揮されるため、確実に維持管理していくこと

――などについて申し上げました。

 

 

さらに、地域公共交通ネットワークの形成についても質問をいただきました。市の取り組みの詳細もお伝えしたいので、次回ブログでしっかりと報告します。

 

多岐にわたるテーマでご提起いただき、ありがとうございました。一般質問でいただいたご意見は今後の市政運営に生かしていきます。


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