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Channel: 田辺かずきのブログ
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国に地方の声を届ける―全国市長会のフォーラムも

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10日~12日、上京しました。新型コロナウイルスの拡大に伴い、移動を制限せざるを得なかったため、半年以上ぶりの出張です。

 

朝は赤坂・四谷・青山と赤坂御用地周辺をウォーキング。東京の朝もさわやかです。

 

 

 

 

とにかく、よく歩きました。日中は霞ヶ関の省庁を回り、古賀市の地域振興、課題解決に関する様々なテーマで要望活動を展開。ちょっとした気持ちで厚生労働省から全国都市会館まで歩き始めたら、意外に距離がありました。久々に日比谷公園にも立ち寄りました。

 

 

 

 

全国市長会主催のフォーラムにも参加。講師は脳科学者の茂木健一郎さん。人工知能(AI)が急速に進化する時代に地域活性化を図っていくうえでの自治体経営とリーダーシップのあり方について、脳科学の視点から多くを学ばせていただきました。「これからはAIを何に使うかという感覚、センス」「人間は最後の決断は直観」「脳の個性は必ずしも点数や偏差値で測れるものではなく、(それぞれの)個性を生かして他人にいい影響を与えることが大切」「(様々な特性のある)子どもたちの個性を伸ばすコミュニティづくりが重要」などなど。

 

 

子どもとメディアとの関係が社会問題化していますが、脳科学の視点を踏まえ、幼児教育においてはデジタルではなく、「身体性を伴う表現が子どもにとって大切」であることを強く再認識できました。また、自己肯定感を育むために、どんな子どもにも「役割を与える」ことについても。日々の政策判断や行政実務はもちろん大切ですが、その基礎となるこうした思考の機会もやはり重要。メモ書きがいっぱいになる有意義な時間でした。受付番号が100番というのもさりげなくうれしいですね。

 

 

さらに、安全・安心の道づくりを求める全国大会に出席。全国道路利用者会議の古賀誠会長は挨拶で、防災・減災体制の強化など時代環境にあわせた確実な道路整備によって「次世代に責任を持つ」ことの重要性をおっしゃいました。私たち先行世代の「使命」とも。

 

 

このほか、九州地方国道整備促進総決起大会、治水事業促進全国大会へも。豪雨や台風による災害が頻発する時代、事前防災の推進が求められています。

 

 

 

 

様々な大会の後は、採択した決議を各都道府県で分担し、それぞれの選出国会議員の皆さんの事務所を一人一人訪ね、お渡ししました。武田良太総務大臣や地元・福岡4区選出の宮内秀樹・農林水産副大臣にもお会いできました。

 

 

 

これからも地方自治体で力を合わせて「地方の声」を届け、生活課題を解決するための政策の実現を国に強く求めていきます。


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