妊婦の新型コロナワクチン優先接種を実施します。
妊婦の皆さんの優先枠を新たに確保すべく、現在、調整を進めています。近日中に電話予約で受付を開始します。詳細が決まり次第、お知らせします。現在、国からの限られた供給量で全年代の市民の皆さんを対象に接種を進めていますが、何とか優先枠が設定できると判断しました。市HPのこちらに予告を掲載しています。
また、毎日の個別接種や集団接種の当日キャンセルなどによる余剰ワクチンを有効に使うため、急な接種に即応できる市民の皆さんを募集することも決めました。条件が厳しく、人数も限られていますが、よろしくお願いいたします。募集は25日(水)正午からです。(こちら)
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、古賀市は23日の対策本部会議で、市内の全8小学校3中学校に、国の薬事承認を受けた抗原検査キット(高精度)をそれぞれ配備することを決めました。
古賀市として独自に先行して配備することで、学校で体調不良の児童生徒が出た際、即座に活用することを可能とし、ご家庭の安全・安心につなげます。クラスターの発生抑止にもつながると考えます。今後、修学旅行などの学校行事での活用も検討していきます。
なお、萩生田光一文部科学大臣も20日の記者会見で、夏休み明けの学校での対策メニューを示しており、その中に抗原検査キットの活用も盛り込まれています。
使用する抗原検査キットは、今年1月に厚生労働省の医薬品承認(薬事承認)を受けているもの。古賀市として2月に導入を決め、既に備蓄しています。現在は、市内の保育所や学童保育所、小中学校などで陽性者が確認された場合、即座にこのキットを持ち込んで当該施設の関係者に使用することで、クラスター発生を抑止するとともに、早期の判定で事業の継続を可能にしています。
現在保有する備蓄分や追加購入分を今回の新たな取り組みにも活用します。万一、陽性反応が確認された場合、校医に相談し、古賀市内の医療機関への受診につなぎます。
なお、検査は保護者の同意を得ている子ども自身が、定められた手順に従って行うことになります。あくまでも希望するならば実施するものであり、必ず全員がしなければならないものとは位置付けていません。
このほか、6時間授業の日について5時間授業とし、掃除の時間を週5日から2日に減らし、接触機会の低減を図ります。学校が開いていても学校に来ないという選択も大切です。新型コロナに関しては、以前より、登校できなかった日数は欠席日数として記録しない(出席すべき日数とはしない)という対応を取っています。また、希望があればオンラインも活用しています。
子どもたちの感染拡大防止を図るとともに、学習機会を保障していく。古賀市はこれらの調和点を見出し、育ちと学びを支えていきます。
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ヨルダンへGO!
古賀市&JICA九州の中学生オンラインプロジェクト「世界とつながる3日間」。2日目の21日夜は中東のヨルダン。赴任経験のあるJICAデスク福岡の鬼丸武士さんから日本との文化や生活習慣の違いをクイズ形式で教えてもらい、現地のムハンマドさんと交流!
まずは「マルハバン(こんにちは)」と挨拶。中学生たちもチャットを駆使して積極的に質問してくれました。ムハンマドさんが携帯を片手に外を歩き、景色を見せてくれたのはうれしかったですね。世界遺産のペトラ遺跡や死海も行ってみたくなりました。名前を忘れてしまいましたが、鶏肉を使った炊き込みご飯(最後に鍋を逆さまに)も美味しそうでしたね。
日本の漫画やアニメも人気。ムハンマドさんから「GTO」がお気に入りと聞き、思わず強く賛同を示してしまいました。あ、GTOは、元走り屋で破天荒な教師、鬼塚英吉が主人公の学園モノで、Great Teacher Onizuka(グレート ティーチャー オニヅカ)の頭文字です。「湘南純愛組!」の続編。懐かしい。
最後は「シュクラン。マア・サラーマ!(ありがとう。さようなら!)」とお礼を。コロナ禍の国際交流もいいですね。さあ、22日は最終日、ベトナムです!