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Channel: 田辺かずきのブログ
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政治家とは、新聞記者とは―地元の中学生に講演

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地元・古賀市の中学生たちに政治家と新聞記者の仕事について講演しました。


スタンドアローン支援事業1


子どもたちに「夢」を持ってもらうため、古賀市が取り組む「スタンドアローン支援事業」の一環。12日の午前と午後の計2回、それぞれ約2時間、しっかりと話をさせていただきました。


第一部は「政治とは何か」。民主主義を分かりやすく伝え、理解を深めてもらうことが目的です。


政治家はこの社会のルールを作り、社会課題を解決するための政策を決めていくからこそ、住民の皆さんに「信頼」をしていただかなければなりません。そのために最も重要なのは、政治家自らが全力で地域を回ること。政治家と住民の皆さんとの「対話 」があるからこそ、私たちが暮らしの中で困っていること(=課題)を政治家が発見でき、その課題を解決するための取り組み(=政策形成)につながります。


こうしたことについて、私自身の日々の実践を具体的に紹介しながら説明しました。中学生にも毎日の暮らしと政治がつながっていることを実感してもらえたと思います。


続いて、第二部は「新聞記者、新聞記事の役割とは」。


スタンドアローン支援事業3


政治家と新聞記者――。ともに仕事の本質は「人の話を聞くこと」です。人の話を聞くためには、「現場」に足を運ばなければなりません。私の政治活動の理念である「対話」と「現場主義」は、記者を経験したからこそ培われました。(公式HP「記者の経験から」 も参照)


講演ではこの日の各紙朝刊1面を貼り出し、見比べてもらいました。子どもたちに「気付いたことは?」と問うと、全紙に「サッカー日本代表のアギーレ新監督の記者会見」が写真付きで報じられていることが挙げられました。そこで私からは、同じ記者会見の報道なのに「見出し」になっている監督の言葉が全紙で異なることや、写真の大きさや位置が異なることなどを示し、新聞社それぞれが「価値判断」していることの意味を伝えました。


また、この日は1面トップの記事が全紙で異なっていたため、こちらも示しながら「価値判断」の重要性を説明しました。


スタンドアローン支援事業2


さらに、私の過去の取材経験、執筆した記事からの解説も。前日に夏の甲子園が開幕していたため、特に高校野球(スポーツ)を通じて「社会を見る」ことの意義を説明しました。このテーマについては2013年7月31日付ブログ に詳しく書いていますので、こちらもご参照ください。


スタンドアローン支援事業4


なによりも、中学生たちが最初から最後までしっかりと目を向けて聞いてくれたので、心からうれしく思いました。こうした機会をくださった古賀市の担当職員の皆様にも深く感謝を申し上げます。



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