古賀東中学校でランチミーティング🎶
古賀市は市長と教育長が給食の時間に学校に現れます。5月30日は古賀東中学校の2年生の教室へ。子どもたちに日々の暮らしと政治・行政がつながっていることを知ってもらうことが目的。主権者教育です。
ということで、この日は古賀東中学校の大規模改造工事について話しました。昨年度に設計を終え、今年度から3年間をかけてトイレの洋式化・多目的化や地域開放室の設置も含めて整備をしていきます。
いつも「いくらかかると思う?」と問いかけます。子どもたちの金銭感覚では大きくても概ね百万円や千万円台からスタート。オークションのようなやり取りを経て、最後は10億円を超え、驚きの結末。そこで、「そのお金はどこから出る?市長の財布?」と聞くと、何人かから「税金」と返ってくる。そう、みんなのお金を使わせてもらっている。この展開から、無数の社会課題解決のための予算分配、つまり優先順位付けの話をします。
さらに加えて、彼ら彼女らが小学生の時に全ての教室にエアコンが設置されたこと、デジタル化に対応するための大型モニターが配備されたこと、これらにも億単位のお金が投じられたこと、なぜかというと古賀市は子どもたちを大切に思い、育ちと学びを支えているから。こうしたことを伝えていきました。
質問タイムでは、私がなぜ市長になったのか、教育長とはどんな存在なのか、ほかの中学校と違いはあるのかなどがテーマになりました。有意義な時間をありがとうございました。
献立は豚丼とキャベツナサラダでした。古賀市の給食はおいしい😋
行政の実務でもオンライン方式の活用が普及し、職員はWeb会議やWebセミナーなどの機会が増えています。ところが、市役所内の仕事をしている自席では、市民対応の窓口が近かったり、他の職員も働いていたりして、ちょっと落ち着かない。とはいえ、会議室を一人で借りるのは申し訳ない。
ということで、古賀市は新たにWeb会議用の個室ブースを2つ設置しました。私は市長室があるので本来大丈夫ですが、せっかくならと思い、使ってみました。これは快適!ちなみに、5月31日はここで福岡県市長村長防災危機管理ラボを受講。小松政・佐賀県武雄市長のお話がとても参考になりました。
古賀市は職員に自宅やコワーキングスペースなどでのテレワークを推奨するなどこれまでも積極的にデジタルを活用したよりよい働き方を追求しています。こうした一つ一つの改善が大切ですね。デジタル推進課に感謝!
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古賀市は生成AI「ChatGPT」の業務利用を認めることを既に今月決定し、各部の担当者でつくるDXマネージャー会議で留意点を共有しながら、全庁的に利用を促進するよう求めました。DXによる業務効率化と市民サービス向上の一環。秋にも利用状況を確認することにしています。
なお、私からは人間のリテラシー能力が重要であることを強く伝えています。これはなにも「ChatGPT」に限った話ではなく、今この瞬間の業務もそうですね。人間の知性があってこそのデジタル技術の活用。
先日の西日本新聞朝刊に自治体の動きが掲載されていましたが、古賀市への取材はなかったのでご報告。
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九州北部が梅雨入りしました。近年の傾向を踏まえ、災害への備えをお願いします。なお、古賀市の防災ページはこちらになります。全戸配布している古賀市総合防災マップのデータもあります。事前にご確認ください。古賀市公式LINEへの友達登録もお願いします。