チルドレン・ファーストを推進!
古賀市議会は27日も本会議を開き、議員の皆さんから私への一般質問を継続。子ども・子育て支援がテーマとなり、新たな不登校支援策を説明。「子どもの居場所」の充実をはじめ多くのご提案もありました。
近年、全国的に不登校が増加しており、対策の強化が求められます。古賀市は今年度、教育支援センターを古賀グリーンパーク内に移設し、自然環境のもとでの体験活動など社会的自立に向けた教育環境の充実を図るとともに、新たに保護者の皆さんが集い、つながれる場をつくり、スクールソーシャルワーカーなど専門職も関わり、それぞれの思いを共有する取り組みを始めます。
古賀市は、子どもと子育て家庭の多様な事情に寄り添えるよう、妊娠・出産・乳幼児期から就学前、小中高校生など成長段階に応じて切れ目なく、きめ細かな相談支援を意識した様々な「居場所」をつくっています。そして、これらは行政の公としての取り組みだけでなく、NPOなど民間の支援団体さんたちのご尽力あってこそ、実現できています。
もっとできることはないだろうか?ということで、子どもの外遊びと公園や自然環境の利用によって「生き抜く力」を涵養する観点から、「プレーパーク」を広げていく重要性が提起されました。古賀市では千鳥ヶ池公園や海岸松林で実践されており、私も現場で子どもの生き生きとした様子を見ています。ポイントは、こうした場を担う人材の確保。先週の県議会で知事も支援に前向きな姿勢を示したことを知っていたので、このことにも触れながら答弁しました。「子ども食堂」の必要性も提起され、今後の検討に参考にしていきたいと思います。
JR古賀駅東口エリアの生涯学習ゾーンにあり、市民活動や文化芸術の拠点でもあるリーパスプラザこがの魅力向上も重要な課題です。現在、東口エリアの都市開発に向けた検討と歩調を合わせ、事業可能性を探るサウンディング調査を実施しており、今年度結果がまとまります。また、利用促進に向けてWi-Fi環境の充実についても指摘があり、前向きに検討していく考えを答弁しました。
このほか▽超高齢社会に対応した地域公共交通ネットワーク形成に向けて、とりわけ一部地域で導入しているAIオンデマンドバスの拡大の可能性▽二元代表制における首長と議会の役割と公約(あるいはマニフェスト)の実現・検証――なども取り上げられました。
◇
定例会開会中も本会議後は夜までスケジュールが満載。この3日間だけでも、国立病院機構・福岡東医療センターの地域医療支援協議会、古賀市観光協会の総会、古賀市健康づくり推進協議会、粕屋地区交通安全協会の総会、古賀市社会「同和」教育推進協議会の総会など盛りだくさん。それぞれでご挨拶を。
観光協会の総会では、古賀グリーンパーク内の地産地消の拠点「コスモス館」に、市内の食品製造企業さんたちの美味しい商品を集めた「コガボーノ」をオープンし、農商工の魅力を発信してくださっていることに感謝も申し上げました。カフェも併設しています。皆さんもぜひご利用ください!