古賀駅西口商店街の食の交流拠点「るるるる」が7月29日、グランドオープン!
中心市街地に往時のにぎわいを取り戻したい。それも、市内外の多様な人材が交差し、新たな価値を生み出す拠点として。
そうした思いで古賀駅西口商店街のエリアマネジメントを手掛けるまちづくり会社「4WD(ヨンダブルディー)」さんが、楽器店・音楽教室だった空き家をシェアキッチンや入居区画を備えた新たな空間にリノベーション。5月にオープンし、その後、シェアキッチンを利用する事業者さんが続々加わり、入居区画にも新たなに取り組みにチャレンジしていく様々なお店や事業者さんが入り、この日のグランドオープンとなりました。
ふらっと集ま「る」、美味しいごはんを食べ「る」、みんなとしゃべ「る」、そんな場所がはじま「る」。ということで、「るるるる」です。
るるるるを運営する4WDの木藤亮太代表や入居者の皆さんが挨拶
この日新たな歩みを始めたのが、洋風居酒屋「bar ponte」さん。お店のオシャレで優しい雰囲気が素敵すぎて前週22日のプレオープンからはまりました。フレンチ、イタリアンベースの小皿料理に、ワインや焼酎、日本酒を合わせて楽しめますよ。
一足先にオープンしていたスコーンとアクセサリーの「jugo.JUGO」さんはカッコいい看板を設置♪スコーン美味しいですよ~😋
そして、このグランドオープンに合わせ、るるるるで共にイベントを催してくれたのが、山里の薬王寺温泉で旅館をサテライトオフィスやコワーキングスペースにリノベーションした新ビジネス拠点「快生館」を運営するSALTさん。缶詰・軽食のひと旅のごちそうさんと西口商店街のノミヤマ酒販さんとのコラボで「ひと旅酒場」を企画し、盛り上がりました♪
さらに、お隣・福津市の「Withcoffee」さんも出店。
古賀市内外の多くの皆さんが関わり、クロスオーバーによる「共創」でにぎわいにつながっています。ご尽力いただいている全ての皆さんに感謝いたします。
素敵なお店が勢ぞろいのるるるるへ、皆さんもぜひお越しください!
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7月31日、青柳・五所八幡宮の夏越祭り。
多くの人でにぎわっていました。子どもたちがとても楽しんでいましたね。地域の力を感じます。今年は古賀市に住むニュージーランド出身のエディご夫妻と一緒に。
夏越祭りに先立ち、ノミヤマ酒販さんで角打ちも。
日本の夏、日本の文化を感じていただけました!
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脱炭素と循環型の社会に向けて市民の皆さんと共に考える。
暑い、熱い。温暖化を超えて「沸騰の時代」とまで言われるほどに悪化している地球環境。先行世代の私たちが、持続可能な未来のために思考と行動を転換させることは、子どもたち孫たち、その先の世代への責任といえます。自己の欲求を満たすための利便性、利潤のあくなき追求から脱却し、個々のライフスタイル、企業活動を変えると共に、技術革新を環境保全につなげられるか。
7月29日、舞の里4区と5区の皆さんから出前講座のご依頼を受け、環境保全・資源循環型社会をテーマに対話集会を開催しました。「後は野となれ山となれ」ならば、このまま突き進み、私たち世代だけが逃げ切る選択もありますが、そうではないはず。世界全体で潮流をつくるために日本国家の姿勢が問われていますが、古賀市はまずは自治体として市民の皆さん、企業・団体の皆さんと出来ることを考え、進み始めています。
私からは、古賀市の環境政策全体の理念と概要を説明。1人の100歩より100人の1歩。市民の皆さんと共に取り組んでいることに加え、公民連携と「GX×DX」で新たな時代をつくっていくため、企業や行政、専門家など多様な主体のプラットフォームを構築し、最新の知見や情報を共有し、CO2排出量の見える化など具体的な実践につなげていることを共有しました。ゼロカーボンシティ宣言、ワンヘルス宣言についても。
資源循環では、市役所フードドライブや高校生と連携した手前どりPOP作成・設置などによる食品ロス削減、分別収集のポイントを共有する講座開催、廃食油の回収ボックス設置などにも新たに取り組み、4Rを一層推進中。
そして、古賀市、福津市、宗像市、新宮町でつくる玄界環境組合(私は組合長)として、新たなごみ処理施設のあり方の検討に入っています。組合で運営する古賀清掃工場、宗像清掃工場はともに操業して20年が経過。施設の老朽化も進んできており、これから約10年で、新たな施設整備のあり方も含め方針を決定し、具体的に動いていかなければなりません。環境保全を意識し、最新技術の導入を検討することも大切ですね。
ということで、2022年度には、構成市町の首長で「組合は、3市1町を維持する」「新工場建設の際は1組合1工場が合理的であり、今後検討を進めていく」「域内処理の原則通り、他の自治体に委託等せず、域内で処理する」という3つの方針を確認。そのうえで、今年度、組合内に工場再編推進室を設置し、新ごみ処理施設整備基本構想の策定に着手しています。
対話集会ではこうした動きも説明し、ご意見もいただきました。参加者の皆さんからは、「古賀市の環境政策全体がよく分かった。もっと多くの市民の皆さんに知ってもらいたい」などと前向きなお声をいただき、職員共々励みになりました。これからもしっかり取り組んでいきます。ありがとうございました。