日本最大のシェアの祭典「シェアウィーク2023」がスタート!
私たちが物、場所、時間、技術などそこここにある様々な資源を共有し、課題解決を図るシェアリングエコノミー。多様な社会課題を解決し、持続可能性を高めていくうえで重要な概念です。古賀市もシェアリングシティとして、全小中学校の水泳授業の民間委託や薬王寺温泉オフィス「快生館」、シェアキッチンを備えた食の交流拠点「るるるる」など様々な取り組みを推進しています。
9日は東京で前夜祭が開催されました。シェアリングエコノミー協会代表理事の石山アンジュさんをはじめ多くの起業家の皆さんと交流でき、とても刺激的!
公民連携や多様な人材の経験や知見、感性の交差で新たな価値創出をめざす古賀市として、これからのまちづくりにつながる予感がする有意義な時間でした。私からは地元のお酒の紹介も🍶
10日から17日までの1週間、AI・デジタル、サステナブルビジネス、分散型社会など様々なテーマでトークセッションなどが予定されています。ということで、私も17日(金)13時からの「THE SHARING CITY〜分散型社会構想会議〜」でパネリストを務めます。
本格的な人口減少社会に突入し、社会課題が複雑化・多様化、不確実性も高まる時代に私たちは生きています。正直言って、公助だけでは限界があります。私たち一人一人が心豊かに暮らし、社会全体の持続可能性を高めていくため、みんなで新たな発想を出し合い、具体的な行動を起こしていくことが必要。シェアウィーク2023、ぜひご注目ください!
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イタリア大使館へ。何を隠そう大学時代の第二外国語はイタリア語。
Mi chiamo Kazuki Tanabe.
というか、イタリア大使館は母校の慶應義塾大学のすぐ近くだったのか!恥ずかしながら初めて知りました。イタリア語をとっていたのに💦
来年のG7サミット開催地はイタリア南部プーリア州。古賀市にもいらっしゃった日伊経済連合会のディサント・ダニエレ会長のご縁で、10日に開催された経済・観光セミナーに参加しました。
ディサント会長のおかげで古賀市の取り組みがイタリアの大手通信社「DIRE通信」のウェブ版で紹介されています。
この日も「記事読んだよ」とお声掛けいただけました。ありがたい!イタリア行きたい!
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8日~10日、上京していました。
8日は安全・安心の道づくりを求める全国大会に参加。全国から900人を超える市区町村長が集まり、国に道路関係予算の確保を求める決議を採択しました。
福岡県からも多くの参加、糟屋地区1市7町は全員。下の写真は右から髙木典雄・うきは市長、武末茂喜・那珂川市長、月形祐二・糸島市長、私。奥には箱田彰・粕屋町長や西村勝・久山町長も。
全国道路利用者会議の古賀誠会長の言葉がいつも以上に力強く、迫力があるものでした。「政治は希望」。先達の言葉は含蓄があります。国民の生命・財産を守り、社会機能を維持するため、まさに「道は命」であり、国家の基盤。防災・減災、通学路の安全確保などの観点からも重要です。
大会には、国土交通省から斉藤鉄夫大臣をはじめ副大臣、政務官の皆さん、衆参両院の国土交通委員長、多くの国会議員の皆さんもいらっしゃり、政府・国会には地方の声をしっかりと受け止めていただけるものと信じます。
9日は治水事業促進全国大会。全国450人超の首長が参加。地球温暖化の影響で激甚化する豪雨災害にどう向き合っていくのか、自治体の重要課題。政府・国会に治水事業促進の予算確保などを求める決議を採択しました。
全国250人超の首長有志でつくる「活力ある地方を創る首長の会」の田中幹夫会長(富山県南砺市長)ともお会いできました。私は事務局長としてお支えしています。
さらに、10日は九州地方国道整備促進総決起大会にも参加。こうした形で地方の実情を知る首長の声を国に届けていくことは重要です。
この後、決起大会の会場の永田町から、イタリア大使館のある三田まで歩いて移動。秋なのでスーツでも快適に歩けます。
もちろん母校のキャンパスにも立ち寄りました〜。
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会議や市長協議でのペーパーレスが庁内でどんどん浸透しています。「このケースはどうしましょうか」という相談がありますが、こうした「共に考える」時間も必要なコスト。それぞれが考え、必要な実践につなげる。だから業務が効率化する。無理矢理やればいい話ではありません。
ネイチャーポジティブをまちづくりにどうつなげていくか。多くの企業さんが立地し、都市と自然の調和をめざす古賀市として、この新たな価値観に基づき行動していくことは重要です。経済活動の前提は地球環境の健全性。7日は専門的知見を持つ皆さんとオンラインで有意義な意見交換ができました。
何事にも共通すること。まずは考えること、そして行動につなげていくことが大切。それが社会の持続可能性を高めていきます。