小泉進次郎元環境大臣が座長を務める超党派の国会議員の皆さんのライドシェア勉強会が発足。22日の初回会合に全国250人超の首長有志でつくる「活力ある地方を創る首長の会」をお招きいただき、私も同会事務局長として出席しました。
首長の会からは田中幹夫会長(富山県南砺市長)、樋渡啓祐事務総長(元佐賀県武雄市長)をはじめ11人。国会議員は自民党や公明党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組などから約40人。こうして国が地方の声をストレートに聴いてくださることに感謝します。
小泉進次郎議員は私の一学年下の同世代で、以前からお会いしたかった方。同じ社会課題の解決に向けて同じ時間を共有できて感無量。
会合では、具体的な内容を盛り込んだ政策提言をお渡ししたうえで、参加首長から市町村の実情を踏まえたライドシェア導入の必要性をお伝えしました。私からも、自治体経営を預かる首長の責務として深夜帯や外国人観光客などへの可及的速やかな対応が求められていること、タクシーをはじめ既存事業者との共存共栄が重要であること、AIオンデマンドバスなどの手法も有効であることを前提に「多様な移動手段」を制度上保障することが政治の責任との考えを申し上げました。
それにしても、ものすごい関心の高まりを実感します。この日も新聞やテレビなどメディアの取材が殺到、多方面で報道されました。
西日本新聞2023年11月23日付
首長の会として9月からアンケートを実施し、私自身も濃密に関わる中で、菅義偉前総理に2回面会し、提言を記者発表し、規制改革を担当する河野太郎デジタル大臣にもご説明し、国土交通省にも働きかけ、こんな流れになるとは想像以上。ちなみに、古賀市議会の9月定例会本会議でライドシェア導入の検討の必要性を答弁しています。
大切なのは、国と地方が連携し、市民生活を向上させるための政策を実現すること。岸田文雄総理も年内に方向性を出す方針を示してくださっており、皆さんと共にしっかり走り続けます!
なお、この日出席の首長は、大泉潤・北海道函館市長、山田裕一・宮城県白石市長、内田広之・福島県いわき市長、田中幹夫・富山県南砺市長、山入端創・大阪府羽曳野市長、守屋輝彦・神奈川県小田原市長、中井章太・奈良県吉野町長、黒田成彦・長崎県平戸市長、長野恭紘・大分県別府市長、樋渡啓祐・元佐賀県武雄市長、そして福岡県古賀市長の私でした。
席が隣同士だった黒田成彦・平戸市長と
今回の上京も日帰り。朝5時40分に自宅を出て、7時のフライト、8時台には東京に着き、9時半には会合場所の衆議院第1議員会館へ。羽田空港15時発のフライトで福岡に帰りました。
まさに通勤圏内?つくづく福岡は便利だと実感します。