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活力ある地方を創る首長の会総会/全国市長会議

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全国の有志の知事や市町村長でつくる「活力ある地方を創る首長の会」(会長=田中幹夫・富山県南砺市長)の総会を12日に参議院議員会館で開催しました。来賓として菅義偉前総理大臣と小泉進次郎衆議院議員をお招きし、会場は約250人が集まり、メディアも多く駆け付け、すごい熱気。そして、明るい雰囲気、皆さん真剣かつ笑顔。

 

 

 

菅前総理から「ライドシェア新法が必要」との踏み込んだご発言もあり、早速、読売新聞などで報じられています。小泉議員は「二地域居住」「デュアルスクール」にも言及され、心強く。私も多様な生き方、多拠点ライフを推進したいと常々考えています。東京一極集中の打破、地方分散型社会の形成。

 

 

 

 

 

 

 

国と地方をつなげる「政策集団」として、オンラインを基本に双方向のコミュニケーションで情報を迅速に共有、そして、実行。わずか3年余りで会員が約320人の規模となり、直近ではライドシェアの実現や能登半島地震の被災地支援、ワクチン接種の推進をはじめとする新型コロナウイルス対策などに取り組んできています。

 

 

私は昨年から事務局長を務めています。総会では、会の創設メンバーでこのたび静岡県知事に就任された鈴木康友・最高顧問のメッセージを謹んで代読させていただきました。

 

 

 

引き続き、鈴木英敬・最高顧問(衆議院議員、元三重県知事)や樋渡啓祐・事務総長(元佐賀県武雄市長)をはじめ多くの先輩方のご指導のもと、活力ある地方を創るべく、力を尽くしてまいります。

 

   ◇

 

全国市長会議や関連行事などに参加するため、10日から13日まで上京しました。怒涛の東京4日間。

 

医療的ケア児者を応援する市区町村長ネットワーク(会長=都竹淳也・岐阜県飛騨市長)の総会へ。一人一人の子どもとご家族の心に寄り添い、その子に合ったケアをしていくことが大切。その実践のためには首長がいかに強い意識を持つか。

 

 

こども家庭庁障害児支援課の栗原正明課長、当事者と家族・支援者のネットワークである全国医療的ケアラインの宮副和歩代表のご講演から学び、私からも自治体の広域連携とそれを後押しする都道府県の役割について考えを申し上げました。国会に超党派議連も発足し、国や当事者団体の皆さんと連携して活動していきます。

 

 

全国市長会議に向けた分科会が11日に開かれ、私が福岡県議時代に県総務部長だった山野謙・総務省自治行政局長から地方行政をめぐる諸課題について説明を受け、国への重点提言事項を審議。その後の市長フォーラムでは、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀にも出演したリハビリ医の酒向正春さんから「攻めのリハビリ」とまちづくりをテーマに刺激的なお話を聴くことができました。

 

 

そして、12日の全国市長会議。わが福岡県の赤間幸弘・嘉麻市長が九州の代表として全国市長会の副会長に就任。福岡県市長会として全力でエールを送り、会場を盛り上げました。

 

 

ちなみに、上の写真の真ん中は永年表彰の後藤元秀・福岡県豊前市長。慶應義塾大学、新聞記者、県議の先輩です。おめでとうございます。なお、険しい顔は中間市の福田健次市長。

 

国への要望を取りまとめることはもとより、多くの市長の皆さんと交流、意見交換できる貴重な機会でもあります。県議時代から友人の小川晶・前橋市長にも初当選のお祝いを伝えられてよかったです。

 

 

他にも、教育再生首長会議、子ども起点で考える子育て研究会としてこども家庭庁との意見交換、全国青年市長会では河野太郎デジタル大臣のご講演、全国手話言語市区長会、全国街路事業促進協議会で国への要望を決議。無電柱化を推進する市区町村長の会では、議員時代から無電柱化に尽力されている小池百合子都知事の挨拶も。充実していました!

 

 

 

 

 

 

 

そして、よく歩きました。出張先でも朝のウォーキング。東京は「坂」が多いので見つけるとうれしいですね。隔日の筋トレも実践。

 

 

 

 

   ◇

 

怒涛の東京4日間。首都に来るのは意義がある。東京はワクワクする。やはり、私は東京が好き。そのうえで、東京一極集中を打破し、地方分散型社会をつくっていかなければならないと意を強くする。いつも、そう。

 

東京でなければならないこともあるし、東京でなくていいこともある。東京でなければならないと思い込んだり、決めつけていたりしていることはないか、それぞれ再考したい。そして、政治は東京でなくてもいいことの可能性を広げるための後押しを強力にしていきたいし、すべき。社会の持続性を高めるために。


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