毎週、古賀市内の各地で開催している対話集会。25日夜は薬王寺区公民館で開催しました。
近隣の米多比区や小山田区からもご参加いただき、車座で意見交換。今回、特に中心となったテーマが、地域公共交通の将来像。超高齢社会の到来を見据え、早期に対応策を講じるべき課題です。これまでの私の対話集会でも何度も話題に上り、先日の古賀市議会による議会報告会 でも質問が出されていました。
参加者の方々からは活発に意見が出されました。地域の実情を把握したうえで、定時定路線型の路線バスの運行に、柔軟な運行形態の乗合輸送であるデマンド型交通システムを組み合わせることを検討すべきではないか。
この点、私も同様の問題意識を持っており、2013年12月定例会・一般質問 ではデマンド型交通の有効性と県内市町村における導入促進を提案、知事は高齢社会の危機感とデマンド型交通システムの重要性について市町村長と共通認識を持つように努める姿勢を初めて示しています。また、2012年2月定例会・予算特別委員会 では買物弱者対策の強化を提起しました。これらの経緯を説明し、私の考えを申し上げました。
古賀市のまちづくりのあり方についても参加者の方から問題提起があり、都市計画の現状と課題や、「農と食」「医療・介護と健康づくり」といった強みを生かした将来像を描く重要性について、考えを述べました。
このほか私からは、2011年9月定例会・一般質問 による知事への問題提起がきっかけとなり、福岡県が新たな介護政策として県独自に宅老所支援に取り組むようになった経緯を中心に、二元代表制における地方議会の役割を説明しました。この際、宅老所問題を提起するに当たって行った視察・調査の内容も紹介しました。(2011年9月13日付 、同14日付ブログ など参照)
なお、薬王寺区公民館は古賀市内最古。落成は昭和28年の風格ある公民館です。
今回の対話集会には、今夏のインターンシップに参加予定の大学生、NPO法人ドットジェイピーのスタッフさんも参加してくれました。民主主義のあり方を考える一助にしてもらえたら幸いです。
がんばろう日本
ささえよう東日本
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