福岡県議会2月定例会は本会議を継続しています。
2日の私自身の一般質問に先立ち行われた代表質問(2月29日、3月1日)で、私の所属する「民主党・県政クラブ」は岩元一儀議員(北九州市八幡西区)が会派を代表して登壇し、以下の通り、知事と教育長に質問・提案しました。なお、質問内容は会派全員で議論し、作り上げたものです。
一、県政推進の基本姿勢について
1.2016年度の県政運営
2.地方創生加速化交付金の問題
一、本県へのタイ国総領事館の誘致について
一、福祉労働問題について
1.本県の雇用問題
2.子どもの貧困対策
一、教育問題について
1.ICT教育の環境整備
2.放課後児童クラブへの学習機能の付与
一、地元対策について
1.第2回世界獣医師会・世界医師会ワンヘルスに関する会議の開催
2.本県と北九州市との連携強化
特に、タイ国総領事館の誘致については、2月18日に私が事務局長を務める福岡県タイ友好議員連盟として、友好提携を結んでいるバンコク都議会議長に協力を要請し、「タイ国外務省と話し合い、協力したい」と快諾を得たことを報告(2016年2月22日付ブログ 参照)したうえで、知事としての取り組みを強く要請しました。
知事は「今後もバンコク都を中心にタイとの交流をさらに幅広く奥行きのあるものとすることにより、総領事館の本来の役割の基礎となる在留者や旅行者を増やすなどその環境を整えるとともに、様々な機会を捉えてタイ政府や日本の外務省に対し、積極的に働き掛けていく」と答弁、強い意欲を示しました。これについては、質問翌日の2016年3月1日付西日本新聞朝刊も報じました。
バンコク都議会議長らに総領事館誘致を要請=2016年2月18日
また、子どもの貧困対策については、私が昨年9月定例会・一般質問 で明らかにした福岡県の子どもの貧困率の推計値19.8%(17万5000人、5人に1人の割合)や、私の提案を受けて県が子どもの貧困対策推進計画に盛り込んだ数値目標を示しながら、さらなる計画と取り組みの強化を要請。知事は数値目標を設定した生活保護世帯の高校等進学率など4つの指標以外の21の指標についても、「毎年検証を行い、必要に応じ、目標を設定し、子どもの貧困の解消に向け、全庁を挙げて取り組んでまいる」と踏み込みました。
このほかのやり取りについても、既に県議会の公式ホームページに動画が更新されていますのでご参照いただけると幸いです。(こちら )
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4日午後、初場所で優勝した大関・琴奨菊関が県庁を訪れました。私の事務所でインターンシップをしている大学生が様子を報告してくれましたので、以下に掲載します。
琴奨菊関は応援してくれた方々への感謝の言葉とともに、今後も結果を残せるように努力を続けると決意を述べました。一般の方々との写真撮影にも快く応じていました。帰りの車に乗り込むまで人だかりは消えず、そうした人たちに対する礼儀もしっかりしたものだと感じました。