次世代に世界を体感してもらいたい!
福岡県はこうした思いから「世界に打って出る若者育成事業」を展開中です。ネーミングも個人的に好きですが、事業の内容も「未来志向の人づくり」で素敵です。21日は地元のウォーキングイベント「古賀を歩こう」に参加した後、九州大学医学部百年講堂で開かれた事業の報告会に参加し、あらためて大きな可能性を実感できました。
世界の現実を知り、多様性を理解し、地域と日本と世界をリードする人材を育成するため、2015年度は県内の高校・大学等の15プログラム約200名の学生を支援。私の母校・福岡高校も校内で選抜された12名がイギリスのオックスフォード大学やケンブリッジ大学などを訪問し、語学研修だけでなく、現地学生らと日英の若者の政治への関心や選挙制度、各自のテーマについて比較しながら意見交換・探求したとのことでした。
例えば、福岡高校の研究報告は以下。
一、イギリスと日本のペット事情
一、イギリスと日本の「食」
一、ナショナルトラスト
一、日本とイギリスの政治に対する若者の関心
一、イギリスと日本の選挙制度
一、イギリスと日本の教育制度
他の高校生や大学生たちの報告もとても素晴らしいものでした。カンボジアの廃棄物問題やベトナムにおける防災と健康、ミャンマーでの教育支援、アメリカ企業訪問などなど。県としてこうしたソフト事業を引き続きしっかり展開していかなければなりません。
今年度の参加校=上智福岡高▽県立光陵高▽立花高▽県立嘉穂東高▽県立修猷館高▽県立福岡高▽大牟田高▽日本赤十字九州国際看護大▽九州大学韓国研究センター▽西南女学院大学▽福岡県立大▽福岡女子大▽麻生情報ビジネス専門学校▽福岡大
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福岡県議会2月定例会が閉会した23日をはさみ、22、24両日は、この夏の参議院選挙に福岡選挙区から立候補を予定している元アナウンサー、古賀ゆきひとさんと地元・古賀市を駆けました。
日本を代表する金属加工技術を持つ中小企業や地域に根差した介護事業「宅老所」、健康づくりをはじめとする様々な地域活動・サークル活動の現場へ。幼稚園・保育所を取り巻く課題についても認識を共有させていただき、さらに、ふくおか市民政治ネットワーク・古賀の皆さんとも平和や子育てのあり方などについて意見交換させていただきました。
民主主義は対話から。地元の皆さんからお聞きした「声」をしっかりと国政や県政で生かしていきます!
古賀氏と古賀市を回った後、24日夕は県議会棟へ。民主党福岡県連の学生部が主催する企画をお手伝いしました。県内の大学生たちが知事と会い、県警で学び、県議会の仕組みを知る取り組み。原竹岩海副議長にもご協力いただき、感謝いたします。
大学生の皆さんには議場も見学してもらい、私との質疑応答を通じ「民主主義とは何か」「地方議会の役割とは」などについても理解を深めていただきました。引き続き、しっかりと若年層の政治・社会参加意識向上のために取り組んでいきます。
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世界に打って出る若者を応援!/地元を駆ける!
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