憲法記念日／対話集会 in 町川原2区

憲法記念日の3日は、宗像市で開催された憲法を考える集会に参加しました。

私も挨拶をさせていただき、我が国を代表する憲法学者、芦部信喜（1923-1999）氏の著書にある「近代立憲主義憲法は、個人の権利・自由を確保するために国家権力を制限することを目的とする」との記述を念頭に置き、憲法によって国民が権力者を縛ることの重要性について申し上げました。

現政権となり、憲法改正が極めて重い政治テーマとして浮上していますが、議論に際しては、憲法の存在意義と成立の歴史的背景、その歩みが形成してきた国民意識、世界史的な意味などを正確に捉えたうえで、思い込みや感情、国民が分断されるようなイデオロギー対立を排することが必要だと考えます。

そして、2016年5月3日付の朝日新聞に掲載された憲法学者、石川健治・東大教授の論考を読み、憲法を考える時、こうした知性に立脚しなければならないとあらためて自省しました。（こちらからも読めます）

また、同日付の毎日新聞は、昨年12月に同紙報道で明らかになった憲法90条に関わる特定秘密保護法と会計検査院の問題の続報を掲載していました。これも極めて重大な事態だと思います。（こちらからも読めます）

私のブログ内検索で「憲法」と入れていただくと、憲法に関わる私の考えや活動を記述したものが多数出てきますので、ご参照いただけると幸いです。今後も立憲主義を守り、健全な民主主義を確立していくために活動していきます。

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2日は民進党福岡県連の青年委員会。若年層の政治意識を探ったアンケート結果についての検討と必要な政策形成などで意見を出し合いました。

日中は地域防災・減災のあり方についての考察など。夜は地元・古賀市の町川原2区公民館で対話集会を開催しました。連休の狭間にも関わらず、多くの皆さんにご参加いただき感謝します。



私からは地域防災・減災体制を確立する重要性と健全な民主主義のあり方について申し上げました。なお、今回の対話集会では詳細まで説明できなかった災害対策基本法に基づく指定緊急避難場所と指定避難所については2016年4月16日付ブログをご参照いただけると幸いです。

ゲストのキャスター、古賀ゆきひとさんからは取材経験を踏まえ、現場主義の重要性について。国政に向けた思いを語っていただきました。



政治の原点は対話。今後もしっかりと取り組んでいきます。