毎年恒例の「新春のつどい 2017」を開催しました。
田辺かずき後援会(時田正彦会長)の中で新春のつどい実行委員会(篠崎秀人実行委員長)をつくり、いつも多くの皆さんにご協力いただいています。まさに「手作り」の開催。政治家の活動は、支援者の方々の存在があってこそであり、本当にありがたく思います。
今年も県議としての選挙区の古賀市だけでなく、近隣の宗像市、福津市、糟屋郡、さらには福岡、北九州両市からも多くのご参加をいただきました。民進党衆議院福岡4区の責任者(幹事長)としても心から感謝を申し上げます。
地元の箏美会さんによる本格的なお琴の演奏でスタート。「さくらさくら」などが披露され、新春ムードに包まれました。
来賓として、野田国義、大島九州男両参議院議員や清原哲史・古賀市副議長、古賀・福津・宗像各市の議員の皆様、連合福岡をはじめ多くの団体の皆様にも花を添えていただき、温かいご祝辞と激励をいただきました。
野田国義参議院議員(福岡選挙区)
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大島九州男参議院議員(全国比例区)
私は毎年、新春のつどいの挨拶で、前年の活動を振り返り、政治理念をあらためて確認したうえで、本年の抱負を申し上げています。
私の政治活動の根本理念は、「一人一人が大切にされる社会」を目指すこと。誰もがお互いを認め、支え合う、多様性が尊重される共生社会を目指すことです。
日本の政治は、この理念が具現化されているでしょうか。私は現状に危機感を抱いています。都市と地方の格差、子どもの貧困に表れている貧富の差、高齢者や障がい者の医療・介護・福祉、女性や外国人の人権保障、厳しい環境に置かれる農林水産業……。私たちはそれぞれ、さまざまな境遇にあります。人はどの時代に、どこに生まれてくるか、どのような環境で育っていくか、選べません。私たちは、ただ単純に自己責任で片付けることなく、社会全体の問題として受け止め、あらゆる人の生活の場における平和と安定を目指していかなければなりません。
そして、民主主義は多数派の専制に陥ってはいけません。異なる意見にも耳を傾け、ともに相手の立場を理解し、社会全体の「調和」を図っていくことが大切です。私は民進党に所属していますが、支援者の方々には他の政党支持者も多くいらっしゃいます。どのような方であろうと、常に対話のチャンネルを閉じることなく、日々、地域を回り、顔を合わせて話す接点を作ってきています。「〇〇党だから、あの人はどうせ〇〇」という独善的なレッテル張りは、民主主義を危うくします。
政治家は、国民の皆さんの「道具」に過ぎません。現場で社会課題を把握し、解決のための政策を形成していくための道具。だからこそ、常に「見える存在」でなければならない。体力の限界まで、時間のある限り、生活現場を歩き、対話に努めなければならない。だからこそ、私は「手元にある政治」を掲げ、その実践に全力を挙げています。これは私の政治活動を見ていただければご理解いただけると信じます。
私は今回の挨拶で、こうしたことに触れながら、これまで以上に現場主義を貫き、皆さんとの対話の実践で真の民主主義を実現することを、皆さんにお誓い申し上げました。
その後、乾杯。宴のアトラクションでは、よさこい古賀連さんの踊りや、古賀市社会福祉協議会の近藤清志・前会長のお謡いが、さらに新春ムードを盛り上げてくださいました。
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さらに、私が春と夏に受け入れているインターンシップのOBOGの大学生たちが、社会に出るにあたって決意表明。よかった!
最後は、納冨育代・名誉会長の音頭で万歳三唱!
多くの皆さんから力をいただきました!2017年も全力で頑張ります!!
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新春のつどい前日の13日早朝はJR千鳥駅西口に立ち、挨拶。寒さがどんどん厳しくなり、風も冷たいですが、皆さんの励ましの言葉で温まります。
日中は、 県政報告の次号(第38号)の作成や、つどいの準備。さらに自治労県本部さんの旗開きとUAゼンセン福岡支部さんの賀詞交歓会にも参加しました。
夜は、今年最初のモンゴル火鍋!
相変わらず美味しい!皆さんもよろしくお願いいたします!