タイ政府のソムキット副首相とバンコクの首相府で会談しました。
5月28日に福岡を発ち、バンコクへ。29日に会談し、その日の24時50分(日本時間30日午前2時50分)発の便で福岡に戻りました。ちなみに、福岡空港着は午前8時前。1泊3日の強行日程でしたが、大きな成果を上げることができました。
今回の会談で、福岡県への総領事館の設置について、ソムキット副首相は「私も大変賛成。外務省と話をして可能性をもっと検討するよう伝える。(設置に向けて福岡県の)力になる」と述べ、前向きに検討する考えを明らかにしました。この際、タイ政府が進める「東部経済回廊(EEC)」の開発計画を説明。福岡県内企業との交流促進を図りたいとの意向も示しました。
会談は、福岡県議会タイ友好議員連盟(吉村敏男会長)の働きかけで実現。私は議連の事務局長として、樋口明議長や服部誠太郎副知事、吉村会長、各会派代表とともに参加しました。
副首相との会談後は、福岡県出身の佐渡島志郎大使とも大使公邸で意見を交換しました。
また、私は帰国しましたが、ソムキット副首相との会談翌日、樋口議長ら訪問団は、タナサック副首相とも会談。タナサック副首相も総領事館の設置に向けて後押しし、外務省に対しても前向きに検討するように働きかけていく考えを示してくださいました。
なお、ソムキット副首相との会談は、西日本新聞が2017年5月30日付朝刊で報じてくれています。
総領事館設置は一歩ずつですが、着実に前進していることを実感しています。引き続き、議会が一体となり、知事・行政ともしっかりと連携し、実現に向けて取り組んでいきます。
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帰国した30日夜、古賀市の花見南区公民館で対話集会を開催しました。
子育てや障がい者などをめぐる諸課題を中心に、議会活動の成果を説明。もちろん、タイ総領事館の福岡誘致に向けたソムキット副首相との会談の意義と成果も説明しました。
次回の対話集会は6月6日(火)午後7時半から、古賀南区公民館で開催します。どなたでもご参加いただけますので、よろしくお願いいたします。