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ルーマニアを歓迎―東京五輪キャンプ誘致を推進

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古賀市と福津市が合同で、2020年の東京オリンピック・ルーマニア柔道代表の事前キャンプ誘致に取り組むことになりました。

 

 

ルーマニア代表の大石公平監督とアンドレイカ・ジャニーナ・コーチが6日、福岡県庁を訪問。小川洋知事と古賀、福津両市で歓迎し、私も地元の県議として同席しました。この場で、正式に古賀、福津両市がキャンプ地となる意志があることをお伝えし、知事からも監督とコーチに対し両市の魅力を伝えていただきました。

 

 

 

 

 

 

これに先立ち4日には、古賀、福津両市の皆さんと一緒に福岡空港や練習先の福岡大学で来福を歓迎しました。

 

 

 

 

 

県内で複数の自治体が連携して一つの国の種目のキャンプ地を目指すのは初めて。福岡県と両市の魅力をルーマニア側にしっかりと伝え、全力でキャンプ誘致の実現を図っていきます。

最も大切なことは、キャンプ地になること自体が目的ではなく、今回の誘致に向けた取り組みそのものを、私たちの暮らす地域の魅力ある資源を発掘し、磨き、まちづくりに生かしていく契機とすることです。こうした思いで、この間、私は県と地元をつないで取り組んできました。

 

子どもたちはスポーツを通じて夢や目標を持つ大切さを知ることができます。スポーツは健康づくりや介護予防といった私たちの生活の豊かさに直結します。キャンプ地となることで、外国選手たちとの交流の機会がこれからの社会に必要な国際感覚のある地域人材を育成し、多文化共生を推進することにつながります。

 

地域の産業や文化、自然などの魅力ある資源を国内外に発信する好機とすることで、地域の知名度向上や観光振興策としても有効です。郷土愛の醸成にもつながります。そして、キャンプの受け入れは、地域を挙げた「おもてなし」が大切。私たちが力を合わせて育んできたコミュニティの力を発揮し、さらに伸ばすことができます。何より、相手国・地域と永く交流していく未来を想像すると、わくわくします。

 

スポーツを核とした地域振興。しっかりと取り組んでいきます!

 

 

   ◇

 

地元の古賀市ではホタルが舞います。

 

 

 

2日夜は家族で古賀市の薦野へ。ホタルを楽しむだけでなく、地元の先輩の皆さま方と懇親を深めることができました!

 

   ◇

 

福岡県の主力産品・イチゴの「あまおう」について輸出先となる新市場開拓の必要性を西日本新聞が報じています(6月2日付朝刊)。記事の中で新たな取り組みとして2015年度から始まった台湾への輸出を挙げ、「(農家の方々に)日本と異なる残留農薬基準に合致する栽培をしてもらうことで多産地との差別化を図っている」と紹介しています。

 

 

 

これは、地元・古賀市の農家さんで取り組みが始まり、私も県議会で取り上げて後押ししてきたもの。現在、古賀市の7戸と新宮町の1戸の計8戸の農家さんが、台湾独自の残留農薬基準をクリアするため、アブラムシの天敵(コレマンアブラバチなど)を使って生産しています。今回の記事における問題提起も踏まえ、福岡県議会の農林水産委員として「輸出のための農産物を作る」取り組みを引き続きしっかり支援していきます。

 

※なお、記事には古賀市と糟屋郡をエリアとするJA粕屋の所在地が示されており、古賀市と新宮町が出てきていませんが、古賀市と新宮町の話です。


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