世界に誇る空調機器技術を持つ地元・古賀市の「西部技研」さんが企業内保育所「はにかむほいくえん」を開設し、訪問しました。園の名前の由来は、同社がハニカムローターを使った空調設備の先進的な製造企業であることから。
海外にも展開しながら、社員一人一人の子育てなどの生活もしっかりと支える。こうした先進的な取り組みも注目を集め、これまでも国から表彰されるなどしています。こうした生きがいを持って働くことができる環境をどんどん広げていきたいですね。
なお、2016年度から始まった「企業主導型保育事業」は全国で2597施設、このうち福岡県では221施設と東京、大阪に次ぐ多さになっています(今年3月31日現在)。企業が自ら運営したり、保育事業者に委託することも可能で、複数企業による共同設置もできます。従業員以外の子どもが利用する定員の枠を「地域枠」として設定することも可能になっています。
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12日夜は、千鳥北区公民館で対話集会を開催しました。
私からは、スポーツを軸としたまちづくりと東京五輪のキャンプ誘致に挑戦する意義を説明。サイクルツーリズムの推進を挙げながら広域地域振興の重要性についても。また、議会提案で実現した県立特別支援学校における医療的ケア体制の強化を報告し、一人一人が大切にされ、誰もが自己実現を図れる共生社会を目指す姿勢、私の政治活動の基本理念をお伝えしました。
質疑応答もとても活発で「古賀市がその潜在力を引き出し、外に向かって打ち出せる魅力ある地域資源とは」「高齢化が進む地域の中で移動しやすい地域公共交通のあり方」など多岐にわたるテーマで。やはり対話が大切!ご参加いただいた皆さんに感謝します!
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福岡県議会6月定例会は13、14両日、本会議を開き、代表質問を行いました。両日とも、議会に向かう前の早朝はそれぞれ古賀駅西口、ししぶ駅に立ち、県政報告を配布。
このブログの冒頭で紹介した地元の現場視察、対話集会、そして早朝の駅立ちなど、定例会開会中でも、与えられた時間を全力で有効に使えば、知事らに対する質問の考案や行政との様々なやり取りをしながら、これらの活動も展開できます。同時並行で複線的にこなしていくのが重要。
なお、私の所属会派は以下の内容で県政課題を知事に提起しました。質問者は渡辺美穂議員(太宰府市)でした。
一、県政推進の基本姿勢について
1.地域公共交通のあり方
2.国の交付基準における不当な地域区分の是正
3.性的少数者が生きやすい社会づくり
4.優生手術に関する実態把握と被害者救済
5.産業廃棄物問題
一、県土整備行政について
1.太宰府市及び周辺における渋滞対策
2.本県管理河川の水害対策
一、教育行政について
1.中学・高校における制服選択制の導入
2.常勤講師の給与体系の改正
県議会の公式HPで動画を見ることもできますので、こちらをご参照ください。