古賀市長に就任してからのこの1週間、市役所内で様々な課題についての聞き取りや私の考えを伝える会議、知事や周辺自治体の市町長さんたちへの就任挨拶をはじめ多くの皆さんとの面会を重ねながら、地元の多くの機関・団体さんにも私から伺い、早速、意見交換をさせていただいています。
◇
地域における医療や介護、福祉の体制を充実させていくことは、私たちの暮らしの安全と安心を図っていくうえでの重要なテーマです。
28日は、古賀市に立地する国立病院機構・福岡東医療センターに参りました。福岡県は特に2012年度以降、福岡東医療センターの強化を進めてきました。大きくは▽救命救急センターの指定▽感染症指定医療機関の指定▽災害拠点病院の指定――になります。これらの現状などを踏まえ、江崎卓弘院長と今後について意見を交換しました。
古賀市社会福祉協議会の渡信人会長へのご挨拶では、地域包括ケアシステムの実効性を高めていくためのこれからの取り組みや、社会福祉士などのソーシャルワーカーの重要性について有意義なやり取りをすることができました。
シニア世代の皆様のご活躍を支える古賀市シルバー人材センター(園泰則理事長)でもご挨拶させていただきました。
古賀市商工会では、藤本芳博会長や役員の皆様とお話しさせていただきました。都市近郊で交通の要衝である特性を生かした産業政策を展開し、市民の皆様とともに力を合わせて地域振興に取り組んでいく決意を新たにしました。
古賀竟成館高校も訪問。全国的にも珍しい古賀市、福津市、新宮町の2市1町による組合立の公立高校で、古賀市長として私が組合長を務めています。「地域とともにあり、子どもを育てる」という理念を実践し、学校全体でボランティアに取り組むなどした功績が認められ、今年、福岡県が青少年の健全育成を目指して取り組む「アンビシャス運動」で表彰も受けています。校長の有田尚彦先生と意見交換もさせていただきました。
叙勲の伝達もさせていただきました。元市議会議員で市制施行前の町議会では副議長も務められた山田榮治様が旭日単光章を受章され、お祝いとともに深く感謝を申し上げました。
さらに、この日は宗像市の伊豆美沙子市長に就任のご挨拶をさせていただきました。
伊豆市長はともに2011年4月から県議会議員を務めた当選同期の方でもあります。伊豆市長が一足早く今年5月に市長に就任しており、これからは近隣自治体の首長として力を合わせ、福津市や糟屋郡7町などの皆さんとともに広域連携を推進し、地域振興を図っていきたいと思います。
◇
市役所は28日が仕事納めの日。本年1年間、市政運営にご協力いただきましたすべての皆様に心から感謝を申し上げます。なお、私は政治家として年末年始も活動を続けています。
古賀市HPの市長室ブログも更新しています。