新年あけましておめでとうございます。
本年も私たちのふるさとのために全力を尽くして活動してまいりますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
今年も、大晦日の深夜から元旦の未明にかけて、古賀市内の神社やお寺を回りました。今年は、青柳・長泉寺→薦野・清瀧寺→天降神社→筵内・医王寺→久保・若宮八幡宮→古賀神社→鹿部・日吉神社から。
午前3時前にいったん帰宅し、午前5時からの実践倫理宏正会さんの朝起き会「元朝式」へ。市長として年頭のご挨拶をさせていただきました。
元旦の西日本新聞に古賀市としてご挨拶を掲載させていただきました。さらに、同紙の2019年に開催されるラグビーワールドカップ特集では、古賀市出身の日本代表エース、福岡堅樹選手をクローズアップ。
ご協力いただいている企業の皆さまにも感謝いたします。さあ、ラグビーワールドカップ、盛り上げていきましょう!
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昨年12月23日に古賀市長に就任させていただきました。
古賀市は都市近郊で自然に恵まれ、農業・商業・工業が息づく、魅力的な地域です。交通の利便性が高く、働きやすい、暮らしやすいという特性をさらに伸ばしていきたいと考えています。
いま、「地の利」を生かした産業政策が求められています。県内有数の工業力を誇る古賀市は、土地利用の転換によって企業立地の促進を図ることや、様々な技術力を持つ地場企業の皆さまの事業展開を支援することで、さらに「力」を引き出していかなければなりません。
私は商店街で育ちました。JR古賀駅周辺のにぎわい創出にも取り組んでいく時です。これらは10年後、20年後に結果が見える中長期的な課題であり、スピード感を持って進めていかなければなりません。
そして、農業の振興。第1次産業は国家、地域社会の根幹です。生産地でもあり、消費地でもある強みを伸ばしていくため、農業生産基盤の整備、担い手の育成・支援、先端技術などによる生産・消費拡大を図っていきたいと思います。
誰もが「QOL(Quality Of Life=生活の質)」を向上させ、生きがいを持って生きていける古賀市を目指します。子育て支援、教育環境、医療や介護の体制、福祉政策を充実させ、あらゆる世代が安心して暮らせる古賀市に。障がいがあっても暮らしやすい、自己実現が図れる古賀市に。そうした皆さまの思いをまちづくりにつなげていきます。
そして、このまちの魅力を国内外の多くの人に発信していきましょう。希少な金銅製馬具が多数出土した国史跡・船原古墳や薬王寺温泉、夕日が美しく沈む海岸線をはじめとして魅力ある地域資源があり、これらをもっと磨き、生かしていきたい。宗像市や福津市、糟屋郡などとの広域連携も重要です。歴史や風土、文化、私たちの人間のネットワークは市町の境を越えてつながっています。
さらに、日本で今年開催され、福岡県も試合会場となるラグビーワールドカップや、来年の東京オリンピック・パラリンピックを契機として、古賀市における国際交流や多文化共生の取り組みを推進していきます。
こうしたことを実現していくため、皆さまのお支えが必要です。私たち一人ひとりの力を合わせ、知恵を出し合い、誰もが幸せを実感して暮らしていける古賀市をつくっていきたいと考えています。なにとぞよろしくお願いいたします。
本年が皆さまにとって幸多き一年になりますことをお祈りいたします。
なお、古賀市HPの市長室ブログも更新しています。