台湾貿易センター台北本部の黄志芳会長(元外交部長=外務大臣)をトップとして、日本のJAに当たる台湾各地の農業責任者の皆さん総勢23人の訪問団が7日、古賀市にいらっしゃいました。
私は市長として歓迎。古賀市として新たな国際交流の推進を図っており、こうした機会をいただき、感謝します。
古賀市の農家さんは特別な生産手法で確実に台湾に輸出できる「あまおう」を生産しており、この日は、若手農家の安武浩輝さんのハウスを視察していただきました。経済・観光面における古賀市の地理的優位性などについても、私から説明させていただきました。
施政方針でも、「農産物の販路拡大のさらなる推進のため、あまおうの海外輸出に向けた農検疫対策支援を拡大します」と申し上げています。しっかりと取り組んでいきます。
◇
これからのまちづくりで「環境」は重要なキーワードです。
2日は毎年恒例の「ぐりんぐりんフェスタ」にも参加しました。古賀市内で環境保全活動に取り組む個人・団体さんでつくる古賀市環境市民会議「ぐりんぐりん古賀」の主催。いつも勉強させていただいています。
もちろん、「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)」の展示も。私も所信表明や施政方針で触れています(施政方針の全文はこちら)。古賀市は「生物多様性古賀戦略」の策定も大詰めで、2019年度からは多様な主体と連携した環境教育等のさらなる推進を図りたいと考えており、会場ではその可能性の大きさを実感できました。
1月の市議会定例会で伊東洋子議員からご提起いただいたマイクロプラスチック問題について、九州大学応用力学研究所の磯辺篤彦教授(海洋物理学)から世界の現状を詳しく学ぶこともできました。さらには、県による水素を燃料とするFCV(燃料電池自動車)の展示も。古賀市内にも水素ステーションがあります。
なお、施政方針では「循環型社会の形成をめざし、ごみ減量、廃棄物のリサイクルを推進します。汚泥再生処理センターの整備に向けた基本計画を策定するとともに、3Rのさらなる推進を図るため、剪定枝リサイクル等の取組拡大や、食品ロス削減などの意識啓発を行ってまいります」と申し上げています。しっかりと取り組みを進めていきます。
◇
古賀市では文化・芸術をまちづくりにつなげています。3日は「童謡まつり」を開催し、子どもたちから人生の先輩方まで多くの市民の皆さんとともに、歌い継ぐこと、歌うことで心を通わせることの素晴らしさを共有しました。
童謡まつりでは、子どもたちの独唱コンクールを実施します。今回、3歳から中学1年生までの参加者の中でグランプリの市長賞に輝いたのは、花見小学校4年の中村杏珠さん。私から賞状とトロフィーを贈りました。おめでとうございます!
また、会場の皆さんと一緒に古賀の歌「コスモスお花は」も歌いました♪なお、古賀市の花はコスモスです。
開催に向けてご尽力いただいた古賀市文化協会の皆さんに心から感謝いたします。
◇
古賀市鹿部の工業団地に本社を置く食品容器・お弁当容器・折箱の総合メーカー「アクタ(ACTA)」さんが、その商品の技術力を高く評価され、公益社団法人中小企業研究センターの「グッドカンパニー大賞」と、経済産業省が選定する「地域未来牽引企業」を受賞しました。
5日午後、市議会本会議での施政方針への代表質疑などの後、同社本社を訪問。工場内で製造工程などを見学させていただきました。柴田伊智郎社長自ら説明してくださり、ありがとうございました。
これからも地元企業さんをしかりと応援していきます!