2022年4月に成人年齢が20歳から18歳に引き下げられることに伴い、古賀市では成人式の対象年齢などの今後のあり方について検討を進めてきましたが、これまで通り、成人式は「20歳」で実施することに決定しました。本日、記者会見で公表しました。(発表文章はこちら)
2018年6月に成人年齢を18歳に引き下げる民法の一部を改正する法律が成立し、2022年4月に施行されます。市長として、「私の時の成人式はどうなるのだろうか」といった若者やその保護者の皆さまの不安、美容や着物の需給などに関する事業者の皆さまの懸念などがあると認識しており、地方自治体としては早期に意思決定することが責任であると考え、この判断に至りました。
この間、古賀市では若者を含む市民の皆さま、事業者の皆さまなどのお声を聴かせていただき、慎重に検討を進めてきました。その結果、①高校3年生に当たる18歳は進学や就職に向けた準備が多忙である②家庭(保護者)にも子どもが18歳の同時期は時間的制約や経済的負担がある③飲酒や喫煙など20歳のままのものも残る④美容室や貸衣装などの事業者にも大きな影響を与える――などの理由から、新成人やご家族、地域の皆さまに配慮しながら有意義な成人式を実施するため、「20歳」での実施を決めました。名称は「20歳のつどい(仮称)」などを検討しています。
なお、改正民法の施行後は、18歳を迎える皆さまに対し、成人としての心構えなどを含め、市としてのメッセージの発信や必要な情報の提供については行う方針です。
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【ししぶ児童センターの愛称は「Funknock(ファンノック)」に決定!】
子どもたちの育ちと学びにとても重要な役割を担っている児童センター(児童館)。古賀市内には3カ所あり、このうち最も新しい「ししぶ児童センター」の愛称を募集していましたが、このたび、古賀竟成館高校2年の松本千恵理さんが考案した「Funknock(ファンノック)」に決定しました。25日、私から松本さんに表彰状と記念品を贈り、感謝を申し上げました。
千鳥児童センター「COSMOX(コスモックス)」を利用しているという松本さん。児童センターは楽しい(=fun)場所という実感があり、気軽に児童センターのドアをノック(=knock)して遊びに来てほしい、という思いを込めて考案してくれたといいます。
今回の愛称募集には多くの作品が寄せられました。さまざまな思いを込め、作品を考えてくださった皆さまに心から感謝いたします。今後も子どもたち、子育て中の保護者の皆さんにとって心地よい児童センターをめざし、取り組んでまいります。