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Channel: 田辺かずきのブログ
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学童保育で配食へ/修了式を検討/テレワーク開始

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新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、市民の皆さんもご苦労が続く毎日だと思います。古賀市としては、市民生活の安全・安心の実現を基本とし、生活全般にわたる様々な課題について、対策本部を連日開催し、国の方針も踏まえながら主体的に検討を進めています。

 

このほど、新たに子どものセーフティネットを拡充することを決めました。具体的には、小中学校の臨時休校に伴う学童保育における配食事業です。休校期間中に限った特別措置として、希望者に対し、昼食でおにぎり弁当を配食します。

 

なお、通常、学童保育は弁当持参であり、引き続き、保護者の皆さんにはできる限りこの原則でご対応いただきたいところですが、今回の突然の社会状況の変化で特段の事情が生じているご家庭もあると思います。そうした皆さんには、お子さんをためらうことなく学童保育に預けていただけるようこの事業を準備しましたので、活用していただきたく思います。

 

12日から受付を開始しており、実施期間は16日~24日(土日祝除く)。料金は1280円(税込302円)ですが、就学援助世帯や市民税非課税世帯は全額免除します(おやつ代などは別途必要)。申し込みなど詳しくは、必ず古賀市ホームページをご参照ください。

 

   ◇

 

小・中学校を臨時休校としていますが、学年の節目である「修了式」について、実施する方向で検討しています。実施する場合、臨時休校期間の最終日である324日(火)を予定しています。19日の市の対策本部会議で実施の可否を決定し、20日にメールなどでお知らせをします。

 

また、臨時休校中の子どもたちの健康保持の観点から、保護者の判断と責任において、ご自宅近隣の広場や公園に加え、小・中学校のグラウンドもご利用いただけるようにします。臨時休校の目的は感染拡大の防止であり、外出せず、家で過ごすことを基本としてお願いしていますが、運動不足やストレスを解消するため、一度に大人数が密集しないなど配慮したうえでの日常的な運動(ジョギング、散歩、なわとびなど)をしやすいよう、小・中学校のグラウンドも場所として使用可能です。なお、千鳥ヶ池公園、小野公園、グリーンパークは通常通り開園しています。

 

これらについても、詳しくは古賀市ホームページをご参照ください。

 

   ◇

 

さらに、古賀市は「テレワーク」を始めました。臨時休校の影響を受けている子育て中の職員の働き方の保障や、遠方通勤者の感染リスク低減、有事における業務継続の可能性拡大などがねらいです。上下水道課で12日から試行し、期間は430日まで。有事対応として意欲的な取り組みでもあり、読売新聞が12日付朝刊、毎日新聞と西日本新聞が13日付朝刊で報じてくれました。

 

 

 

上下水道課は、地方自治体としては先駆的に、職員が固定の自席を持たない「フリーアドレスデスク」やフレックスタイム制の導入に向けた時差出勤を行い、ペーパーレス化を推進しています。この環境を生かし、テレワークを試行することにしました。職員にタブレットPCを貸し出し、自宅から市役所のネットワークにつなぎ、業務を行います。この間セキュリティ対策を確認しており、自宅ではデータの保存や印刷はできない設定にするなどします。

 

行政として、これからの業務効率化と市民サービスの向上のためには情報通信技術(ICT)の活用は不可欠。今回の成果を検証し、仕事・育児・介護などを調和させる働き方につなげていきたいと考えています。


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