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Channel: 田辺かずきのブログ
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令和2年度当初予算成立―まちに活力、ひとに安心

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古賀市議会定例会の本会議が25日に開かれ、令和2年度(2020年度)当初予算案など全ての議案を可決していただきました。心から感謝を申し上げます。

 

 

さらに、この日の本会議では、新型コロナウイルス感染症対策として今年度補正予算案を追加提案し、理由を説明。こちらも可決していただきました。保育所などに空気清浄機やマスク、消毒液、体温計などを配布します。

 

 

令和2年度当初予算も、私の公約を強く意識し、市長就任後に打ち出したビジョン「持続可能な都市に向けた経営方針」の実現をめざしています。

 

 

大きなポイントは、まちに活力を生み出すこと、一人一人にやさしい暮らしを実現すること。「産業力」「子ども」「健康・安心」の大きく3つの観点から政策を推進。中心市街地の活性化とその効果がまち全体に波及するための「コンパクト・プラス・ネットワーク」のまちづくりを始動させます。将来の税収確保のための企業誘致や定住を促進します。そして、子どもの育ちと学びを大切にする社会、全世代型で様々な立場にある人が生きやすい誰もにやさしい地域社会を構築します。

 

当初予算の一般会計は過去最大の総額216800万円。前年度比1.2%の増加となっています。社会の超高齢化などにより財政状況が厳しくなりつつある中、自治体経営者として長期的な視点に立った新たな取り組みに果敢に挑むとともに、事業の優先順位を厳に判断し、選択と集中による予算配分を行いました。

 

具体的な事業では、まちづくりの「1丁目1番地」に位置付けるJR古賀駅周辺の具体的な整備計画の策定や再生プロジェクトによる活性化策と地域公共交通網の形成を連動させます。

 

 

 

子ども・子育て支援の強化策として、保健師などの専門職が全ての初産婦さんを訪問するアウトリーチ型の支援事業をスタートさせます。

 

 

西鉄宮地岳線跡地の一部地域における初の詳細設計も含めた整備の促進、古賀グリーンパーク周辺の市場性調査など企業誘致の推進や観光・物産・情報発信の機能強化、薦野清滝地区の農業基盤整備などを盛り込んでいます。

 

このほか、県議時代から取り組んできた人工内耳の体外器助成制度を市独自に創設します。

 

 

さらには、性的マイノリティ支援、国際交流・多文化共生など、一人一人を大切にした社会づくりをめざした取り組みも実施。

 

 

 

全小中学校・全学年での原則35人以下学級の独自実施を継続するとともに、全ての児童生徒へのパソコン端末配備に向けたICT環境の整備やトイレの洋式化・多目的化に向けた改修に着手し、ハード面での教育環境の整備も行います。

 

また、Society5.0(超スマート社会)の実現に向けた取り組みを先駆的にスタート。ソフトウェア型のロボットなど最先端技術の活用で行政実務の効率化と生産性向上を図り、市民サービスの充実につなげるため、具体的には、RPARobotic Process Automation:定型業務の自動化)やアウトソーシングの推進を見据えたBPRBusiness Process Re-engineering:業務プロセスの分析・再設計)の導入による行政経営システムの再構築に着手します。

 

 

まだまだあります。挙げればきりがありません。古賀市にとって全てが大切な事業であり、市民の皆さんの生活向上につながるものです。詳しくは、古賀市HPに公開している「令和2年度施政方針」と「令和2年度当初予算案の概要」をぜひご覧ください!

 

   ◇

 

326日付の朝日新聞夕刊の文化欄にバイオリニストの戸田弥生さんを発見しました!

 

 

新聞記者時代に取材し、毎日新聞「ひと」欄でもご紹介しました。こうした「再会」のたびに、新聞記者をさせていただいてよかったな~と思います。

 

 

   ◇

 

新型コロナウイルス感染症が国内でも拡大し、首都圏や関西で外出自粛要請が出されています。古賀市でも感染予防対策の徹底を呼び掛け、常に情報を発信しています。(こちら

 

古賀市では市立図書館や児童館、リーパスプラザこがなどの公共施設を開館していますが、平時の状態に戻っているわけではありませんので、それぞれの責任で対策を講じながら社会で活動することを強く念頭に置いてください。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


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