古賀市は市内の高校生を応援するため、中学校時代の恩師の先生方からのメッセージをリーフレットにまとめ、今週、全てのご家庭に郵送しました。
「新型コロナウイルスと共にある環境で頑張る励みにしてほしい」と考えた職員からの提案で実現しました。ご協力いただいた先生方に感謝します。リーフレットは市HPで見ることができます。(こちら)
そして、このメッセージとあわせ、独自の経済的困窮対策として、高校生1人当たり1万円を給付する事業の申請に関する書類もお送りしています。就学援助相当のご家庭の方はご一読の上、申請をよろしくお願いいたします。今月成立した今年度3回目の補正予算に盛り込んだ事業です。
これからも古賀市はチルドレンファーストで市政を運営していきます!
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新型コロナウイルス対策として、古賀市は今月、チルドレンファーストの観点から独自にひとり親世帯等への支援策を先行実施しています。
さらに、国も同様に臨時特別給付金の支給を決めました。
今後、市として国の予算に基づく手続きを実施し、対象となる皆さまに追加でお届けします。長期戦、経済的困窮対策が極めて重要です。
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「私たちは、中村先生の『非暴力と無私の奉仕』に共鳴し、その姿から人々が平和に生きることとは何かを学ばせていただきました」
23日の沖縄慰霊の日の平和宣言で、玉城デニー知事は、古賀市で青少年期を過ごした名誉市民・中村哲さんの信念にも触れられました。
そのうえで、いまだ私たちの世界は平和ではなく、安定していない厳しい現実に直面しており、沖縄戦や広島・長崎への原爆投下といった惨禍を経験した日本が恒久平和や戦争放棄、核兵器廃絶への決意を新たにし、全ての人々と共に前に進んでいかなければならない、と。
以下、平和宣言の中村哲さんに触れられた部分を引用します。
県民の平和を希求する「沖縄のこころ」を世界に発信し、国際平和の創造に貢献することを目的として、2001年に創設した沖縄平和賞の第1回受賞者であるペシャワール会の中村哲医師が、昨年の末、アフガニスタンで凶弾に倒れるという突然の悲報がありました。中村先生は人の幸せを「三度のご飯が食べられ、家族が一緒に穏やかに暮らせること」と説き、現地の人々が生きるために川を引き、干からびた大地を緑に変え、武器を農具に持ち替える喜びを身をもって示されました。私たちは、中村先生の「非暴力と無私の奉仕」に共鳴し、その姿から人々が平和に生きることとは何かを学ばせていただきました。
しかし、依然として世界では、地域紛争やテロの脅威にさらされている国や地域があり、貧困、飢餓、差別、人権の抑圧、環境の破壊などの構造的な暴力が横行しています。