11月は児童虐待防止推進月間。社会全体で子どもの命を守りたい。みんなでその決意を新たにしましょう。
ご近所や身の回りのお子さんの異変を感じたら、無料の児童相談所ダイヤル「189(いちはやく)」にお電話ください。古賀市役所やサンコスモ古賀にも啓発ののぼりを立てています。
古賀市はチルドレンファーストの観点から、緊急事態宣言が発令され、ほぼ全ての公共施設を閉鎖せざるを得なかった中でも、乳幼児と保護者の居場所である「つどいの広場『でんでんむし』」を開き続けました。児童虐待防止のためにリスクの「潜在化」を回避しなければならないとの考えから判断しました。
緊急事態宣言中も居場所を確保した古賀市の取り組みを報じるNHKニュース
引き続き、こうした姿勢で取り組んでいきます。
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11月3日は文化の日。
私たちの社会の自由と平和の価値を再考し、感謝する一日。古賀市として記念式典を開催し、地域における活動やスポーツでご功労があった皆さんを表彰させていただきました。長年のご尽力に心から感謝いたします。
自治会・行政区の運営や交通安全指導、社会福祉、松原の保全、読書活動や通学合宿による青少年健全育成、人権擁護、全国青年大会出場など、市民の皆さんの様々な活動があってこそ、私たちの地域社会が豊かになります。
式辞では、古賀で青少年期を過ごした中村哲さんへの名誉市民の称号の贈呈や新型コロナウイルス対策におけるチルドレンファースト、2022年度から10年間の第5次総合計画策定を市民の皆さんと共に進めていることなどを申し上げました。
式典後、中村隆象・前市長をはじめ自治功労者の皆さんとの懇談会を開催。私から市政運営の現状をご報告し、意見交換をさせていただきました。今後の取り組みにつなげていきます。ありがとうございました!
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2019年のラグビーワールドカップのレガシーをこれからの地域振興につなげていくため、有志の地方自治体でつくる「ラグビーとの地域協創を推進する自治体連携協議会」が立ち上がり、福岡堅樹選手の出身地である古賀市としても率先して加入。2日、今年度総会が開催され、オンラインで参加しました。
協議会の通称は「自治体ワンチーム」。会長は林文子・横浜市長が務め、大会開催地やキャンプ地、選手ゆかりの自治体が参加しています。総会には、福岡高校の大先輩の森重隆・日本ラグビーフットボール協会会長も出席され、自治体ワンチームとして同協会と緊密に連携することを確認。ラグビーの普及・振興や環境整備、まちづくりや青少年育成などの取り組みを進めていくため、事業計画を策定する方針などをまとめた提言を共有しました。
世界はもちろん、古賀市にとってもW杯の「最初の衝撃」といえば、昨年9月28日の第2戦・アイルランド戦。福岡選手は当初はメンバー入りしていませんでしたが、試合直前のメンバー変更で当日急きょ、リザーブ入りし、アイルランドを追う後半から途中出場。この試合で日本唯一のトライを決め、逆転勝利に貢献しました。パブリックビューイングでは福岡選手のご両親や小川洋知事も一緒に観戦しており、集まった皆さんと喜びを分かち合ったことが今も鮮明に思い出されます。
このアイルランド戦の会場は静岡県のエコパスタジアムだったことで、大会公式ツイッターは「Shock of Shizuoka(静岡の衝撃)」と表現しました。今日の総会では、静岡県の川勝平太知事があらためてこれを紹介し、今年9月27日に同スタジアムで開催した1周年記念イベントで福岡選手のトライをモチーフにした銅像を除幕したことを報告されました。一度見に行かないといけませんね。
全国の地方自治体と連携し、ラグビーを通じてどのような地域振興を図っていくのか、共に検討し、取り組んでいきます🏉
なお、自治体ワンチームの公式HPが公開されましたので、こちらをご参照ください。