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5Gを活用 新たなまちづくりへ/対話集会 in 千鳥苑

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次世代通信規格「5G」を活用し、新たなまちづくりへ!

 

技術革新によって生まれる新たな価値を、私たちの暮らしの様々な課題解決につなげていく。これからの自治体経営で重要な視点と考えており、令和3(2021)年度の当初予算編成に向けた市長メッセージ(10月1日公表)でも以下のようにお示ししています。

 

「新たな時代の変化に柔軟かつ的確に対応するため、5Gなどの先端技術の活用推進をはじめ、Society5.0の実現やSDGsの目標達成に向けた視点をすべての施策において意識することも重要である」

 

古賀市に立地する正興電機製作所さまが5Gを活用した全国的にも先進的なプロジェクトを始めることになり、古賀市も連携します。26日、記者会見で公表しました。

 

 

このプロジェクトは、正興電機製作所さまが、警備会社にしけいさま、NTTドコモ九州支社さまと共に、高速・大容量通信が可能な5Gの技術を活用し、ロボットによる警備や遠隔地と結んだ仮想空間上での会議、別々の場所にいる工場現場と設計者を結んでの作業などの実証に取り組むもの。

 

27日付朝刊で読売、朝日、日経の各紙が報じてくれています。

 

 

古賀市としては、このプロジェクトで得られる知見を様々な社会課題の解決につなげることをめざします。

 

工業製品出荷額の食料品分野で県内60市町村中2位、はん用機械で1位、電気機械で3位であることが示すように、多くの企業が立地する「モノづくりのまち」であり、この産業力をさらに伸ばしていきます。イチゴのあまおうに代表される野菜や果樹といった園芸農業のさらなる高効率化、医療や介護における健康促進や最適治療、さらには教育や子育て、交通、防災などの分野で新たな取り組みにもつなげていきたい。国史跡・船原古墳から出土した国宝級の馬具の調査分析と活用でもデジタル技術の活躍が期待されます。

 

 

この日の記者会見では、このように先端技術を私たちの暮らしの前進につなげ、地域社会でSociety5.0を実現していく観点から、新たなまちづくりに向けた「第一歩」を踏み出す意義を申し上げました。

 

 

正興電機製作所さまのHPでもニュースリリースが動画と共に公開されていますので是非ご参照ください。(こちら

 

   ◇

 

25日、第5次総合計画策定に向けたタウンミーティング(対話集会)を千鳥苑で開催。対象の千鳥南区、さや団地区、東浜山団地区だけでなく、他の地域の皆さんにもご参加いただき、活発に意見交換ができました。

 

 

私からは交通の要衝という地の利を生かした産業の振興策、35人以下学級や子育て支援のチルドレンファースト、地域包括支援センターの増設による介護体制の強化などを説明。質疑応答では、分別収集のあり方、道路・河川整備の促進、避難行動要支援者の個別計画策定、コロナ禍における若年層の就業支援策の必要性などについてやり取り。

 

中村哲さんへの名誉市民の称号の贈呈も報告しました。なお、広報こが「こがんと。」12月号では中村哲さんの長女秋子さんのインタビューを掲載していますのでぜひご一読ください。

 

 

さらに、国史跡・船原古墳における玉虫装飾の馬具の国内初確認も紹介しました。

 

   ◇

 

「税に関する高校生の作文」で古賀竟成館高校1年の松向望乃花さんが古賀市長賞を受賞し、表彰させていただきました。テーマは「良く考えるべきたばこ税」。たばこ税が増税されてきた経緯と背景、今後どうあるべきかを高校生の視点から考察したもので感心しました。

 

 

また、古賀市内の中小企業の優れた新商品を認定し、販路拡大を支援する「トライアル発注事業」で、今年度は発光体の製造・販売で知られるルミカさんの除菌スプレー「二酸化塩素香・パワースプレーW」を認定しました。

 

 

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