在住外国人の皆さんのための防災訓練を19日に開催しました。福岡県主催、古賀市共催。同じ地域で生きる私たち。防災も多文化共生の視点が重要です。
古賀市や周辺地域の企業で働き、暮らす皆さんが参加。災害の予見に必要な状況の把握や避難行動などで必要なキーワード、ハザードマップの見方、実際に住んでいる地域の避難所の確認などを実践しました。できたてほやほやの古賀市総合防災マップ最新版も配布しました。
さらに、古賀市が避難所開設のために保有しているパーテーション(簡易テント)を活用。新聞紙を使ったスリッパづくりや災害時用トイレの使い方、毛布を使った負傷者の搬送なども学びました。
私たち日本人にとってもあらためて自分自身の意識を確認できる有意義な時間でした。ありがとうございました!
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ゲーム型防災研修プログラム「風水害24」を15日夜にオンライン開催しました。2020年12月の対面(オフライン)に続くもの。オンラインとオフラインの両方を体験した自治体は初めてとのこと。それぞれ違った意義がありますね。
風水害24は、台風の接近から通過までの24時間をシミュレーションし、時間の経過は10段階。台風が近づくにつれて警戒レベルが上がり、行動の選択によっては危険性が高まることがリアルタイムで把握、実感できます。今回も防災士の市民の方々、社会福祉協議会、消防団、粕屋北部消防本部、様々なセクションの市職員と一緒に参加しました。私は市役所の災害対策室から。
災害発生時に命を守るためには、私たち一人一人が事前に防災意識を涵養し、いざという時に周りの人への声掛けを含め早め早めの適切な行動を取れることが重要です。と言っても、危機感をもって事前に備える(対応できるリテラシーをもっておく)ことは難易度が高い。風水害24はこのハードルを越えられます。
災害はいつどこで起きるか分からない。だからこそ、私たち一人一人が備えておくことが重要です。あらためてそれぞれの備えの確認をお願いいたします。
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18日、福岡県議会へ。まちづくりを推進するため、県のご理解をいただき、連携を図っていくことは市町村にとって大変重要です。
県議時代からお世話になっている多くの先輩方、同期、後輩の皆さんと様々なテーマでお話しさせていただきました。地元選出の吉田健一朗県議からも力強いご協力を。ありがとうございました!