古賀市立3中学校の卒業証書授与式。卒業生の皆さん、保護者の皆さん、おめでとうございます!
私は古賀北中学校へ。新型コロナウイルスが確認された直後の入学で、3年間困難を乗り越えてきた学年です。卒業生の皆さん、自信を持って次のステージに進んでください!
なお、古賀市はコロナ禍を経て、教育委員会告示、市長やPTCA会長の来賓祝辞は、お祝いのメッセージを文書で配布する形にしています。
以下、市長としての祝辞を全文掲載します。
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卒業生の皆さん、保護者の皆様
春の到来を感じるこの佳き日、未来に向かって大きく羽ばたいていく
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
喜びと希望に満ち、新たな道への第一歩を、今、踏み出していこうとしている皆さんの姿が、とてもまぶしく目に映ります。
保護者の皆様におかれましては、今日の佳き日を迎えられ、また立派に成長されたお子様の姿を前にされ、喜びもひとしおかと存じます。お子様の栄えある門出を心からお祝い申し上げます。
さて、卒業生の皆さんは、コロナ禍の大きく変化した学校生活の中で、仲間と共に、「気づき、考え、行動」し、自分たちだからこそできる新しい活動を模索しながらの日々ではなかったでしょうか。受け継がれてきた伝統を守り、この厳しい状況の中でもめげずに前進してくれたことを、心から嬉しく思います。そんな皆さんの姿は、下級生たちにとって、これからの新しい「手本」であり「伝統」になっていると思います。
この三年間、共に笑い、喜び、悩み、乗り越えてきた仲間との絆は大事な宝です。これからも大切にして欲しいと思います。
社会も急速に変化しています。私たちはこれに即応し、生きていかなければなりません。その時、最も大切にすべきは、他者への優しさ、思いやり、共に歩んでいくという心です。常に、私たちが社会で生きていくうえでのこの「根っこ」を忘れないこと、見失わないこと。今、世界は極めて不安定な状況に陥っています。ロシアによるウクライナ侵略は、第二次世界大戦後に私たちが反省し、共有したはずの恒久平和を追求するという価値観を揺さぶっています。戦争は私たちから多くのものを奪いこそすれ、何も生まない。一人一人が世界の平和に向けてできることを考え、行動していきましょう。
今日、皆さんはこの学舎を離れ、それぞれの道を歩んでいかれますが、人生の夢の実現に向け、かけがえのない一日一日を大切に、自分の可能性を信じて、挑戦し続けてください。
皆さんが育った古賀市は、都市イメージに「ひと育つ、こが育つ」を掲げ、皆さんの挑戦を応援しています。これからもふるさと古賀を心に抱き、皆さんの夢が大きく花開くことを心から願っています。
終わりに、コロナ禍という大変な状況の中、学校生活を安全に進めていただき、また熱心に御指導いただいた校長先生をはじめ諸先生方に深く感謝するとともに、本校のますますの発展を祈念いたします。
令和五年三月十日
古賀市長 田辺一城
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3月11日。東日本大震災から12年。お亡くなりになった皆さまに深く哀悼の意を表し、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
命に向き合う。生きるとは何か。私たち一人一人が何を為すべきか。お互いを思いやり、支え合うことの意味。想像力。考え、行動する決意を新たにしましょう。
そして、首長の最も重要な責務は危機管理。防災体制のさらなる強化はもとより、災害の発生が予見される時、発生した時のマネジメントを強く意識して任務に当たっています。市長就任後の4年余り、豪雨や台風、新興感染症への即応はこれまで発信、報告してきている通りです。
新聞記者時代、福井豪雨や能登半島地震、美浜原発3号機の高温蒸気噴出事故の現場を取材した経験が原点。最初の県議選に臨む直前、東日本大震災・福島第一原発事故が発生。その後、被災地を単身で訪ね、福岡県への質問・提案を重ねるなどし、県と古賀市の防災力強化につなげてきました。
古賀市の防災のページは日々の生活の中でぜひご参照ください。全戸に配布済みの総合防災マップのデータもあります。
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マスク着用は自由。来庁者も、市職員も。
古賀市は13日から市役所など公共施設に来られる皆さんのマスク着用を個人判断としました。窓口対応を含めて業務中の市職員も同じく個人判断です。
一方、市職員が高齢者、障がい者、基礎疾患者、妊婦を訪問する際はマスク着用を基本としています。
小・中学校、市立保育所でもマスク着用を求めません。なお、学校における対応は新年度の4月1日から(卒業式の一部対応を除く)となるため、児童生徒の適応を考慮し、関連する児童館・児童センター、学童保育所も同日からの適用とします。
こうした緩和を図るとはいえ、基本的な感染対策は重要であり、日々の行動で密の回避、人と人の距離、手洗い・消毒、換気などを意識する必要があります。市役所における消毒、体温測定、アクリル板などの対策も継続します。
以上、10日の古賀市新型コロナウイルス対策本部会議で決定しました。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
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古賀竟成館高校の家庭クラブの皆さんが全国で高く評価されました!
今年度、SDGsの実践として、古賀市の小野、古賀西両小学校の子どもたちと里山の竹と海のプラごみを使って万華鏡をつくるプロジェクトを進めており、これがSYDボランティア奨励賞の優秀賞を受賞。おめでとうございます!
全国でも珍しい2市1町の組合立高校。地域の励みになります!これからも頑張ろう!
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友人の新村優・福岡市議(福岡市南区)が活動報告の写真パネル展を開催!
42歳で同い年。子どもや社会的に厳しい状況の皆さんを政策面はもちろん現場の活動で支えており、尊敬する方です。小児がん支援など様々な面で連携を図っています。
決起集会や事務所開きではなく、活動の歩みを写真で丸ごと発信するという政治家の営みとしては斬新な企画。これはよく伝わる!勉強になりました!