脱炭素社会をめざし、古賀市として事業者さん向けのセミナーを初めて5日に開催しました。1人の100歩より100人の1歩。公民連携と「GX×DX」で新たな時代をつくってきたい。そのために、企業や行政、専門家など多様な主体のプラットフォームを構築し、最新の知見や情報を共有し、具体的な実践につなげていきます。そのための大きな一歩を踏み出しました。古賀市から福岡県、九州にこの輪を広げていければうれしい。
「正直言って、私たちは脱炭素に向けて何もしなくても逃げ切れる。ただし、子どもたち孫たち、これから生まれてくる将来世代は、先行世代の私たちの営みの結果、極めて生きにくい世界で生きていくことになる。この世界の持続可能性を高めるため、行動することが先行世代の責任」
私からは、脱炭素に取り組む意義、環境保全を意識しない企業が選択されなくなっている世界的潮流、日本は世界に後れを取っている現状、そしてその中で少しでも先駆けることで脱炭素をビジネスチャンスにできるとされていることなどを申し上げました。
とはいえ、具体的な実践をどうしたらいいのか、というのが正直なところだと思います。そこで、まずはCO2排出量の見える化から始めたい。古賀市は今年度新たに事業を実施します。CO2排出量可視化システムを活用する市内事業者を3社募集。1年間、システムを無料で利用し、排出量を測定、具体的な削減目標・計画の策定と実践につなげていきます。市からの受託事業者(現在選定中)が伴走します。
さらに、まちづくりの「1丁目1番地」に位置付ける古賀駅周辺活性化の東口エリアの都市開発は、グリーンとデジタルの導入を大前提として進めていきたいと考えています。
セミナーには、市内外の多くの企業、金融機関、市町村などの皆さんが参加してくださいました。CO2排出量の見える化に先行して取り組んでいただいているピエトロさんからはその意義をお話しいただきました。九州経済産業局、福岡県環境保全課、九州電力さんにも講師を務めていただき、大変有意義な時間になりました。参加者の皆さんの反応もとてもよく、次につながる手応えがありました。
さあ、ここから!未来のためにみんなで力を合わせて頑張っていきましょう!
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子育て世帯の家事・育児を支援するヘルパー派遣事業について時事通信さんが記事を配信。ありがとうございます。
引き続き、妊娠・出産・乳幼児期から就学後まで切れ目なく、きめ細かな支援に取り組んでいきます。
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梅雨末期。週末も大雨への備えと警戒をお願いします。
気象庁「古賀市の防災情報」
福岡県防災ホームページ
古賀総合防災マップ
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古賀の名店「そば庄」さんが5日で長年の営業に幕を下ろされました。市役所に近く、私も通ってきました。前日4日のお昼は最高に美味しいかつ丼をいただきました😋ありがとうございました!
息子さんが夜に営む焼とりの「光多」さんは営業を続けられるとのこと!