9月定例会を詳報した県政報告・第30号の古賀市内各駅での配布を完了しました。
24日朝、JRししぶ駅に立ち、挨拶。いつもこの場所では、中高生たちを含めて多くの皆さんが受け取ってくださいます。心から感謝します。なお、第30号の紙面データについては公式HPの「情報公開」 に掲載していますのでご参照いただけると幸いです。
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この日は福岡県議会の12月定例会開会1週間前。私は、議会運営委員会に臨みました。行政側から、今年度12月補正予算案など提出予定議案についての説明を受けました。
12月補正予算案は総額約66億8900万円。防災減災・災害復旧として、緊急輸送道路や通学路の歩道整備などのための道路事業、浸水被害防止のための護岸整備などの河川・砂防事業が盛り込まれています。また、水田農業振興対策費として約9億2800万円を計上し、農地集積をさらに推進するための農地中間管理機構を通じた農地の出し手に対する協力金の交付を拡充します。
また、組織改編の条例改正案では、現行の「新社会推進部」を「人づくり・県民生活部」に改めるとしています。私も総合計画審議会で意見を述べてきた「福岡県人口ビジョン・地方創生総合戦略」の策定についても議案に含まれています。
定例会の開会は12月1日(火)。本会議・代表質問は7日(月)と8日(火)、同・一般質問は9日(水)~11日(金)、常任委員会は14日(月)~16日(水)、18日(金)に閉会する予定です。
私は県議就任以来、連続19回目の本会議質問に臨む予定です。
地元・古賀市はもちろん県民の皆様からいただいている「声」から把握してきた様々な生活課題を解決するため、しっかりと考案します。なお、これまでの本会議質問については公式HPの「議会活動」 をご参照ください。
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福岡県は、海の幸や山の幸に恵まれた農林水産業の盛んな「生産県」であり、同時に、2つの政令市やその都市圏がある人口の多い「消費県」でもあります。この特性をさらに生かしていく政策展開が求められています。
こうした背景もあり、県は11月を「食育・地産地消月間」に位置付け、取り組みを推進。この一環として、24日夜、県産農林水産物の食材としての魅力を最大限引き出す一大イベント「福岡のおいしい幸せ 大晩餐会」を福岡市内で開催。会場には約800人の県民の皆さんが集まり、私も県議会の農林水産委員の一人として参加しました。
この日披露されたメニューは▽県産野菜のコリコリサラダと二丈赤米サラダ▽県産ヨシエビ・シバエビ・豊前本ガニの濃厚スープ福岡のり入り▽県産鰆のエピス焼き 県産野菜のグリル添え▽はかた地どりと県産椎茸の中華風炒め▽博多和牛の一口ステーキ 和風ソースで▽元気つくしの筍御飯と博多ぶなしめじの味噌汁▽福岡の八女茶(水出し煎茶)▽とよみつひめ・あまおう・富有柿の地酒コンポート&伊都牛乳のアイスクリーム&県産みかんのゼリー&福岡みかん――のラインナップ。
福岡が誇る多くの地酒も登場し、参加者の皆さんは県産食材の魅力を堪能されていました。さらに、テーブルも県産の花や櫨のキャンドルで飾られました。お箸も県産木材を使用する徹底ぶり。
福岡の魅力を心から実感できた一夜となりました。生産者の皆さんに感謝します。そして福岡県の農林水産業のさらなる振興のために取り組んでまいります。