福岡県議会の12月定例会は18日、道路・河川整備をはじめとする防災・減災対策や農地集積のための水田農業振興対策費の拡充、県職員の給与改定などを含む約111億7600万円の一般会計補正予算案など計39議案を可決・同意し、閉会しました。
また、性暴力被害者支援の拡充や保育士確保対策の充実を国に求める意見書案なども可決。なお、ここに挙げた両テーマについては私も本会議や委員会審議で県に対して取り組みの強化を求めてきています。（2014年12月5日付 、2015年11月3日付ブログ 参照）
私は今回の定例会で、県議就任以来、連続19回目となる知事への本会議質問（一般質問）に臨みました。
テーマは、最も重要な公約でもある「医療・介護体制の強化」。福岡県が策定を進めている医療体制整備のビジョン「地域医療構想」のあり方を軸に、地域包括ケアシステム構築に当たっての医療資源や財源確保の課題、ビジョン策定により次期計画の前倒しが求められる医療費適正化計画との整合性、在宅医療と介護の連携を強化する重要性について、有意義な議論が出来ました。
とりわけ、これまでは国全体の数字しか明らかになっていなかった2025（平成37）年度における介護保険料の推計について、福岡県として試算した数字を明らかにしていただき、政策展開に向けた大きな成果となりました。
これについては、県政の注目すべき動きとして、質問翌日の2015年12月11日付の西日本新聞朝刊が報道しました。
12月定例会の本会議・一般質問の質問と答弁の全文については①田辺の質問全文（PDFへリンク ）②知事の答弁、田辺の再登壇・意見の全文（PDFへリンク ）をご参照ください。また、録画映像は県議会の公式HPに更新されているのであわせてご覧いただけると幸いです。なお、これまでの全ての本会議質問も見ることができます。（こちら ）
今年は2期目となり、定例会における知事との議論も1期目以上に有意義なものとなっていることを実感します。政策提案が議員の本分。引き続き、しっかりと取り組んでいきますので、多くの「声」を聞かせていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
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この時期になると、Mariah Careyのアルバム「Merry Christmas」を流したくなりますね。「All I Want for Christmas Is You（恋人たちのクリスマス）」はラジオなんかでよく流れますが、やはりCDで聴きたい。ちなみに中学時代の曲です。
その中学時代、いや、それよりも前の小学時代からの同級生の結婚式が20日に開かれました。友人の一人として披露宴で乾杯の音頭も務めさせていただき、思い出話を。おめでとう！
21日は、貧困・格差対策に取り組む皆さんの会合に出席。挨拶をさせていただき、福岡県が策定中の「子どもの貧困対策推進計画」に実効性を持たせるため数値目標を盛り込むように求めた県議会9月定例会における私の提案（2015年10月3日付ブログ 参照）と、これを受けてのその後の進捗について説明しました。
さらに夫婦同氏（夫婦同姓）は「合憲」との初判断を示した最高裁判決も詳細に検討（前回12月20日付ブログ 参照）。夕方からは、自動車産業で働く多くの皆さんと意見交換もでき、充実した一日でした！