県政報告の最新号(第32号)が完成しました。
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福岡県の2025年における介護保険料の推計を明らかにした12月定例会本会議・一般質問を報告。昨秋のバンコク都議会の公式訪問や、古賀市市民劇団DAICOON(ダイコーン)への友情出演などについても掲載しています。
支援者の皆様のご協力で封入を終え、20日発送しました。近く、お名前やご住所を登録いただいている皆様のお手元に届きます。もちろん、朝の駅立ちなどでも配布していきます。
郵送をご希望の方は事務所(challenge@tanabe-kazuki.jp )にご連絡いただければ幸いです。
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事故を起こしたバス会社は、規制緩和の波に乗って新規参入した零細業者。事故の背景を探ると、激烈な価格競争にさらされる業者や、過酷な運転を強いられている運転手の姿が浮かんできた。悪循環の中、公共交通に必要な安全性の確保が置き去りになり、そのツケはいつか私たちが払わなければならないのではないかとの懸念を持っている――。
新聞記者だった9年前の2007年2月に大阪府吹田市で起きたスキーツアーバス事故の背景を調査報道し、書いた解説記事の一節です。15日に長野県で発生した事故の一報を受け、すぐに想起しました。
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田辺が執筆した毎日新聞2007年3月28日付「記者の目」
今回の事故原因は今後の調査に委ねますが、「バス業界は国の規制緩和を受けて事業参入が相次いだが、過当競争を背景にしたツアーバスの事故が続き、国の安全対策が後手に回ってきた経緯」(毎日新聞2016年1月16日付朝刊3面)があるのは間違いないとみられます。
当時の解説記事でも「安全を犠牲にしての『激安』は本当に私たちに必要なのか。『安値信奉』思考を見つめ直す時が来ていると思う」と論じました。この時に取材した安部誠治・関西大教授(公共事業論)も「(事後の)監査による事業改善は、ばく大な数の公務員が必要で不可能。異常な安値に是正勧告を出し、間接的に(労働環境の)適正化を図るべき」と指摘していました。
加えて、私は事後チェック強化の限界もあり、参入条件を厳しくするルールの必要性、公共交通では事前に事業者の実態を把握する手法があるべき姿ではないかと提起。そのうえで記事をこう結びました。「規制緩和が激しい競争を生んでしまった以上、国の責任で対策に乗り出すべきだ。惨事が繰り返されてからでは遅い」
二度と繰り返してはなりません。現在の立場で出来ることに全力を尽くします。
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18日は上京。首都圏積雪の影響で福岡空港からのフライトがかなり遅延しましたが、何とか民主党本部にたどりつき、副委員長を務める青年委員会の役員会。2016年度も若年層の政治参加意識向上を中心にしっかりと取り組みを進めていきます。
翌19日朝、福岡に戻り、所属会派の政策審議会。2月定例会に向け、県政課題を検討し、知事らに対する政策提案づくりを進めています。
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この2日間の機中、空港の本屋さんで見つけた漫画「空母いぶき」を現在刊行されている第2集まで読みました。かわぐちかいじさんの「沈黙の艦隊」「ジパング」はもちろん読破しているので、今後の展開が楽しみです。