地元・古賀市では、農業振興ヒーロー「ヨメニコーン改」が特産品のPRや食育活動に活躍しています。
福岡県議会の農林水産委員会（桐明和久委員長）による福岡農林事務所管内の視察は9日午前、JA粕屋本所で実施しました。
JA粕屋青年部の長崎隆児部長から、ここ数年、地元で新たな特産品を打ち出していくために「スイーツコーン」の栽培や大規模イベントの実施に取り組んできたことや、子どもたちに朝ごはんの大切さを伝えるために幼稚園・保育園でヨメニコーン改も登場する寸劇を展開していることなどを報告していただきました。（2014年6月27日付 、2015年7月7日付ブログ など参照）
また、スイーツコーンの収穫体験を織り交ぜた婚活パーティも実施。これは福岡県の都市と農村交流事業の補助メニューを活用してもらっています。（2014年7月6日付ブログ 参照）
なお、これらの活動については、2014年2月のJA全国青年大会で最優秀賞を受賞するなど高く評価されています。また、今年度もJA粕屋青年部員の方が全国大会に出場する予定です。
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古賀市の取り組みを視察した後は筑紫野市へ。若手女性農業者、三宅静恵さんが営む「三宅牧場 まきば」を視察させていただきました。
「自家産のお米にいかに付加価値をつけるか」を考え、加工所を立ち上げ、杵つきもち、誕生もち、おにぎりやポン菓子を販売されています。リピーターが多いという「よもぎあん餅」も美味しいですよ！
そして、注目すべきは、子育て世代の女性たちが自分の生活リズムに合った働き方ができる環境を整えていること。同世代として三宅さんの取り組みに共感しました。
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続いて、那珂川町へ。
西隈地区における予防治山事業の現場では、自然環境や景観に配慮したノンフレーム工による山腹工事を学びました。
最後に、2003～2008年度に県営水環境整備事業を使い、整備が行われた「裂田の溝（さくたのうなで）」を視察。日本最古の農業水路で、重要な歴史遺産の保存と活用について、大変参考になる事例でした。
今回の視察も大変有意義なものでした。しっかりとこれからの県政に生かしていきます。