福岡県タイ友好議員連盟の事務局長として、バンコク都とタイ南部ナコンシータマラート市を訪問しました。
今回は県議会議長の指名による派遣。柳川高校からナコンシータマラート市に新たに設置した附属タイ中学校の開校式・入学式への招へいを受けての出席▽福岡県議会からナコンシータマラート市議会に対する消防車両の寄贈に関わる調印▽福岡県へのタイ国総領事館誘致に向けた日本大使館とタイ外務省への表敬訪問――などを行いました。
5月7日昼に福岡を発ち、11日早朝に帰国。上記に加え、タイに進出している県内企業からのヒアリングや福岡県への留学生OBの方との交流もでき、大変有意義なものでした。
柳川高校附属タイ中学校の開校式と入学式は8日、挙行されました。この日早朝にバンコク都から空路でナコンシータマラート市に入りました。
式典への主な出席者は、創立者の古賀賢・柳川高校理事長、現地協力者のテムラック・チャオ氏、井上忠敏・福岡県議会議長、吉村敏男・福岡県タイ友好議員連盟会長、関好孝・福岡県私学振興青少年育成局長、成松宏・柳川市副市長、ナコンシータマラート県副知事、ナコンシータマラート市副市長、ナコンシータマラート市議会議長、タイ文部省私学局長、前ASEAN事務局長、元タイ国文部大臣などそうそうたるメンバー。
校門での除幕式とテープカットの後、新たに建設された校舎までパレードし、校舎を見学。校舎3階で行われた開校式ではタイ舞踊も披露されました。
タイでは珍しいという入学式で、入学する生徒さんの誓いの言葉や校長先生の決意表明、教師紹介などが行われました。福岡県議会からは井上議長や吉村会長から祝意と今後への期待を申し上げたうえで、博多人形等を贈呈しました。
両式典の終了後には、引き続き、福岡県議会からナコンシータマラート市への消防車両の寄贈と受け入れに関する協定の調印式も行われました。
今回は、私の地元・古賀市と那珂川町の計2台。古賀市のものは消防団第1分団(筵内区)の旧車両で、ご協力に深く感謝を申し上げます。これでタイへの古賀市の消防車両寄贈は、バンコク都への第16分団(谷山区)のものに続き、2台目となります。
なお、ナコンシータマラート市に対しては、福岡県タイ友好議員連盟による同市長への提案と知事らへの働きかけによって、今年度、福岡県として環境技術協力を実施することも既に決まっています。
今回報告した内容は2月の訪タイの成果といえます。2016年2月22日付ブログもご参照いただけると幸いです。
福岡県へのタイ国総領事館誘致に向けた日本大使館とタイ外務省への表敬訪問などについては次回ブログで報告します。
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柳川高校附属タイ中学校が開校!消防車の寄贈も
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