福岡県議会の広域行政推進対策調査特別委員会(今林久委員長)として、17日から北海道で視察・調査を行いました。私は副委員長を務めています。
17日、北海道の帯広畜産大学へ。わが国唯一の国立農学系単科大学で、獣医学教育で欧米認証を取得するための改革に先進的に取り組んでいます。
現代は、人獣共通感染症(鳥インフルエンザなど)や動物疾病(口蹄疫など)の予防と制圧、食の安全を保障するための公衆衛生をはじめとして獣医学の重要性が高まっており、国境や県境を越えた体制を構築しなければなりません。委員会のメンバーには、日本獣医師会の藏内勇夫会長もおられ、これからの政策展開について重要な視点をいただきました。
同大学は「馬プロジェクト」として、障がい者乗馬や適応指導乗馬教室も実施しており、取り組みを学ばせていただきました。福岡県も今年から地元・古賀市の県馬術競技場で同趣旨の取り組みを始めています。
産業動物臨床棟では診療棟や手術室なども見学させていただきました。
視察2日目の18日は、食と農林漁業を柱としたまちづくりに取り組む帯広市の「フードバレーとかち」について学ばせていただきました。さらにバスで移動し、北海道釧路総合振興局で広域観光周遊ルートの形成や東京特別区交流推進事業についても。
コンビニで入手した「北海道牛乳を使ったカスタードクリームパン」が美味しい。製造元は札幌市。
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北海道視察―帯広畜産大学の獣医学教育
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