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現場主義と議会提案/生涯学習 笑顔のつどい!

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政治家からの「発信」は民主主義において極めて重要です。私は日々、インターネットの活用はもちろん県政報告書の作成など様々な方法で政治活動を詳細にお伝えしています。

民主主義は「サイクル」です。政治家が、住民の皆さんの生活の現場で「対話」をすることで課題を把握し、その解決のための手段を検討し、議会で提起し、政策の形成につなげていく。こうした課題発見と政策形成に加え、これらの活動を住民の皆さんに知ってもらうため、政治家が主体的・能動的に理念と活動をお伝えしていくことが、民主主義のサイクルを成立させます。

市老連グランドゴルフ
様々な現場で皆さんと対話


議会で課題を提起、政策形成を促す

千鳥駅西口
活動を発信するために報告書を配布

こうした中、メディアから理念や政策などに関して取材をいただくケースもあり、ありがたく思っています。

このほど、福岡を中心として地域経済・政治を報じている情報誌「I・B」さんからインタビューを受け、8月18日号(No.2161)に掲載されました。

取材
取材に応じる様子

IB
掲載された記事

見出しは「『共生社会』の実現へ 現場主義で本来の民主主義を取り戻す」。新聞記者時代に取材したスキーツアーバス事故から見えた規制緩和の悲劇を踏まえた問題提起や、県議として昨年注力した「福岡県子どもの貧困対策推進計画」の策定に向けた具体的な提案とその実現、多様性を重んじ異なる意見の調整を図る=漸進的に社会を変革していくという真の保守政治の重要性などについて、私の話をうまくまとめてくださっています。

同誌のインターネットサイトにも掲載されていますのでご参照いただけると幸いです。(前編はこちら後編はこちら

   ◇

第3回古賀市生涯学習「笑顔のつどい」が7日午前、開催されました。

笑顔のつどい

活動発表された皆さんは、いつもお世話になっている方々ばかりで参加したかったのですが、この日は糟屋地区消防操法大会が重なり、インターンシップ中の九州大学1年、野上紗羽さんが参加しました。報告を書いてくれましたので、以下に紹介します。

   □

第3回古賀市生涯学習「笑顔のつどい~つながり・ひろがる時が来た!~」に参加させていただきました。この笑顔のつどいは、古賀市で生涯学習に取り組む人や団体が集い、それぞれの活動を紹介し交流しあう場として設定されています。

午前10時、新しく完成した交流館の多目的ホールには多くの人が集まりました。最初にステージに上がったのは、「古賀キッズブラス」のみなさん。所属する学校の垣根を超えて集まった12名の子ども達が、元気いっぱいの演奏をオープニングとして披露し、会場を元気にしました。

その後の市長の挨拶に続くのは、実践報告です。今回報告を行ったのは三団体。一つ目は「古賀東小校区コミュニティ協議会」です。校区の住民と団体による協議を元に、様々な問題を洗い出し、その一つ一つを自らの手で解決しています。協議から生まれた活動は、みんなが楽しめるゲームなどを盛り込んだ防災訓練や、大根川・中川の清掃活動放課後子ども広場など多種多様です。

古賀東校区防災訓練4

大根川清掃

放課後子ども広場

二つ目の団体は、「古賀市緑のまちづくりの会」。植樹活動などの森づくり、そして地域に花や緑を届ける園芸福祉の二つの事業を軸に活動しています。地域へ貢献したいという郷土愛を根底に、メンバーの健康と楽しさも充実させているということです。

健康福祉まつり2

健康福祉6

健康福祉まつり5

三つめの団体は「古賀東中学校PTCA学力向上支援委員会」でした。保護者・教師・地域・組織の四つが協力し、ボランティアのみなさんや先生方の協力の元、朝の勉強習慣を身に付けることができる「朝勉」、近隣農家や食品加工業の方々の支援のもと、格安で生徒たちに朝食を提供する「朝弁」など数多くの取り組みを行い、生徒たちの学力向上に一役買っています。

朝勉&朝弁2

朝勉&朝弁5

朝勉&朝弁4

これら三団体の報告の後は各取り組みについて意見交換を行い、最後にはふれあいセンターりんで活動されているコーラスグループ「りんコール」がステージに立ち、美しいコーラスでつどいをしめくくりました。

今回のつどいにおいてさまざまな地域団体の活動内容を知り印象に残ったのは「地域課題の解決と、人々のつながりの形成を同時に達成している」ということです。

どの活動も、まずは課題の解決を目標にしながら、時間が経つにつれ、活動を運営する人、企画に参加する人などとの間に様々なつながりが形成されています。かつての日本においてこの課題を解決し、人がつながる営みは「ご近所付き合い」という形で成立していました。しかし、ご近所付き合いが希薄になっていく現在、課題の解決は企業や行政に、そして人々のつながりはインターネット等に移行しつつあります。

しかし、そこに実際に住む人々にしか達成できない課題解決や顔の見えるつながりはいつの時代においても必要不可欠です。そこで活躍するのが、今回のつどいに参加したような地域団体であると思います。どの団体さんも「何か地域のために、人のために活動したい」という思いのもと行動を起こし、その活動は次第に多くの人をつないできました。近くに住んでいるからといって繋がることができない、協力して課題を解決することができないこれからの時代においてはこのような住民主体の活動が力を発揮していくことでしょう。そして、その活動を多くの人々に紹介し、団体同士が、そして団体と人がつながっていくこの「笑顔のつどい」はその振興において非常に重要な場であると感じました。

(使用写真は田辺のこれまでの活動を記録したブログから)


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