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Channel: 田辺かずきのブログ
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健康づくりの拠点 さらなる推進を/海外から来訪!

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福岡県古賀市が推進する健康づくり・介護予防の政策「ヘルス・ステーション」が全国で高く評価されました。私が県議会本会議で先進的な好事例として示し、県の新たな健康づくりの政策にもつながった取り組みです。

 

26日、担当する予防健診課長の中村由果さんを訪ね、お祝いを申し上げるとともにあらためて現状を教えていただきました。ちなみに、中村さんと私は25年前の1991年夏、「第2回古賀町少年の船」(※当時は町制)にともに参加。とても懐かしい思い出です。

 


さて、今回受賞したのは、日本公衆衛生協会の「第49回衛生教育奨励賞」です。古賀市のヘルス・ステーションは、住民が主体となり、地域(行政区)単位で公民館などに設置・運営される健康づくりと介護予防の拠点。子どもから高齢者まで参加できます。市は設置のために地域に補助する事業を展開し、骨密度計をはじめ健康測定機器の貸し出しや健康づくり推進員の方々の派遣などを実施。今年度、市内7地域が取り組み、他にも多くの地域が関心を寄せています。

 

実際、私も舞の里1区などの現場を視察しています。(2015年5月28日付ブログ参照)

 

ヘルスステーション5

 

ヘルスステーション4

 

ヘルスステーション2

 

ヘルスステーション3


私はこうした視察などをもとに、福岡県議会2015年6月定例会の本会議で、小川洋知事に対してこの取り組みを示しながら健康寿命延伸の具体策を推進する重要性を提案(2015年6月29日付ブログ参照)。その結果、福岡県は2016年度から新規事業として「地域における健康づくり活動支援事業」を開始しました。県健康増進課によると、既に9市町(糸島市、篠栗町、粕屋町、芦屋町、飯塚市、福智町、うきは市、八女市、みやこ町)で計20回行われています。加えて、福岡県主催の市町村向け発表会で、この取り組みに関わっている古賀市の保健師さんが説明し、広く周知を図る機会も設けられました(2016年3月21日付ブログ参照)。

 

地域主体の取り組みは、特定健診受診のきっかけづくり、地域包括ケアシステムの介護予防体制を構築するうえでも大きな意義があります。私たち一人一人の豊かな人生のため、個々人が健康づくりへの意識を持つには、住民の主体性と自発性、積極性が不可欠。ヘルス・ステーションの取り組みは健康測定機器による自分の身体状態の「見える」化などによって、これらを引き出す効果があるようです。

 

政策を形成し、動かす側としては、超高齢社会の中で医療・介護費の抑制を図り、この社会(国家)を未来の子どもたちに持続可能な形でつないでいくためにも、皆さんにできる限り最期まで健康でいていただくことが極めて重要であり、その意味で期待の大きい取り組みと考えます。これからのまちづくりにつなげていかなければなりません。

 

地元の好事例を県全体に広げていくことも県議の重要な仕事です。「住民の皆さんの意識向上に効果がある」との声が届いており、さらにサポートを強化し、広げていきたいですね。

 

古賀市の受賞、おめでとうございます!引き続き、しっかりと応援していきます!!

 

   ◇

 

27日朝はJRししぶ駅に立ち、挨拶。改札口近くからは子どもの頃に遊びまわった鹿部山が見えます(写真奥)。

 

 

多くの皆さんに活動を報告する民進プレス号外を受け取っていただき、感謝します!

 

この日も、住民の方々からの相談やお世話になっている方々への挨拶回りなど夜まで息つく間がありませんでした。母校・花鶴小学校区のコミュニティ協議会の皆さんによるもちつきにも参加しました。

 

 

そして、うれしかったのは、福岡高校の同級生が米国サンフランシスコから事務所を訪れて来てくれたこと!これからの地方自治体と日本、世界に求められるだろう多様な課題を解決していくための新たな手法について、刺激的な意見交換ができました。次に生かしていこうと思います。

 


楽しかった~。会うなり、ふけたねと言われました(笑)


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