特定健診を受けましょう!!自分自身の健康状態を継続的に把握して病気を早めに発見し、重症化を予防することはとても大切です。
地元の古賀市では今年度から料金がワンコインの500円になりました。さらに、健診後には協力店さんで特典を受けられる「けんしん割」も実施中です。集団健診や医療機関で11月まで受けられます。
5日、インターンシップの大学生と一緒に、古賀市予防健診課を訪問。中村由果課長や保健師さん、職員の皆さんから現状と課題、取り組みの意義などを聞かせていただきました。
予防健診課によると、古賀市は特定健診の対象40~74歳の受診率が昨年度ようやく3割にとどいた状況で、福岡県平均を下回っています。市の一人あたり医療費も上昇傾向で、病気の早期発見による重症化予防は喫緊の課題です。
※上の3つのグラフは古賀市予防健診課作成資料より
そこで、市として今年度は受診率35%を目標に取り組んでいますが、8月時点の暫定値でまだ2割と厳しい状況にあります。未受診者の方々への郵送や電話での受診勧奨も行っていますが、一人一人の意識を変えることはなかなか大きな困難があります。
一方、明るい兆しもあります。古賀市の事業で全国的に注目されている公民館を使った地域単位の健康づくりの拠点「ヘルス・ステーション」です。(2016年12月29日付ブログなど参照)
このほど、ヘルス・ステーションを設置した古賀市内の7つの行政区(花鶴丘1、花鶴丘3、舞の里1、花見東2、花見南、中川、庄北)の全てで、2016年度の特定健診の受診率が前年から上昇したことが分かりました。住民の皆さんが主体的・能動的に自らの健康への意識を高めること、お互いに声を掛け合うことで、地域の改善につながる可能性の証といえます。ヘルス・ステーションは今年度、舞の里2と中央の2つの行政区も立ち上げ、他にも複数で検討の動きがあります。
超高齢社会で医療費・介護費の節減は国家的課題であり、政治・行政は住民の皆さんとともに健康づくり・介護予防に全力を挙げなければなりません。私もたびたび県議会で取り上げ、政策形成につなげてきましたが、今日お聞きした話も踏まえ、さらに取り組んでまいります。
予防健診課の皆さん、ありがとうございました!ともに頑張りましょう!!
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この日朝はJRししぶ駅に立ち、挨拶。いつも多くの皆さんに報告書を受け取っていただき、感謝、感謝です。
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夕方は博多へ。
福岡県の障がいのある皆さんがつくる「まごころ製品」の美味しいものグランプリが博多駅・博多口で開催されました。会場には、いつもお世話になっている方々が運営する新宮町の社会福祉法人福岡コロニーさんの「なのみ工芸」(古賀市)や、宗像市の社会福祉法人さつき会さんの「HAMAYUU」(はまゆうワークセンター大野城)、宮若市の若宮福祉会さんの「パン工房雅」も出店。大盛況!
大曲昭恵副知事とも同じタイミングでした。
多くの知り合いの皆さんとも会えてよかった!お疲れ様でした!
余話。なんとイベントのステージには、いつか会いたいと思っていたKAWAMURA BANDさんが登場!桑田佳祐さんの名曲を熱唱されていました♪
さらに、夜は県議の先輩にお声掛けいただき、タイゆかりの方々との意見交換会に参加。私からは、福岡県へのタイ総領事館設置に向けた活動について説明させていただきました。