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しこふむフェア盛況!/災害時どこに避難するか

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玄海灘沿岸の地域振興を目指すイベント「しこふむフェア」を福岡県庁1階ロビーで開催しました!

 

 

 

「しこふむ」とは、玄界灘に面した新宮町(し)、古賀市(こ)、福津市(ふ)、宗像市(む)の地域の愛称。都市近郊ながら自然や観光資源に恵まれ、「食」の魅力も満載な地域の魅力を伝えるイベントです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

この日も県庁職員の皆さんを中心に地域の魅力を知っていただけました。今後もよろしくお願いします!

 
   ◇

 

夏休み明け、地元・福岡県古賀市の小学校で、災害種別の図記号を使った「指定避難所」を示す標識を発見しました。これはうれしい!これまでに福岡県議会で提案してきたので、こうした取り組みのさらなる広がりに期待します。
 
 
災害が発生した時にどこに避難するのか。私たち一人一人が確実に認識しておく必要があります。そして、できる限り分かりやすく認識していただける環境整備が政治と行政に求められます。
 
2014年施行の改正災害対策基本法では、市町村による避難場所の指定に関して初めて基準が設けられました。最も大きな特徴は、災害発生時に住民の皆さんが避難する「指定避難所」と「指定緊急避難場所」について、地震や津波、洪水、土石流などの災害の種類によって、施設・場所を指定しなければならないことです。
 
私は2014年9月定例会の本会議・一般質問で、知事に「指定後に住民の皆さんに周知することが極めて重要。防災マップの配布といった従来型の対応のみでは周知が行き届かないことが強く懸念されるため、災害の種類に応じた住民に分かりやすい避難標識の設置なども必要ではないか」と提起。知事は当時の国の検討状況も踏まえ、図記号を使った標識設置も念頭に「緊急避難場所の周知徹底の仕方を工夫していきたい」と応じていました。
 
14年9月一般1
 
福岡県によると、今年9月1日現在、指定避難所で図記号を使用した標識を設置しているのは60自治体(市町村)のうち、地元の古賀市を含む37自治体。指定緊急避難場所に図記号を使用した標識を設置しているのは29自治体。避難場所の周辺に図記号を使用した誘導標識を設置しているケースはさらに少なくなります。
 
住民の皆さん一人一人が防災マップで認知することが最重要ですが、日常生活の中で自然に認知できることも大切。その意味で、図記号を使った標識の設置はさらに進めなければなりません。引き続き、県行政とともに全力で取り組んでまいります。
 
なお、地元の古賀市の指定緊急避難場所などについてはこちらの総合防災マップをご参照ください。2016年4月16日付ブログにも一部をまとめています。
 

 


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