「県政報告会スペシャル~大学生の政策立案を聴こう」を開催します!
日時:6月27日(水)19時~
場所:リーパスプラザこが交流館103号室(古賀市中央2-13-1)
私は県議会議員としての活動の中で、若者が県政を身近に感じてもらえる取り組みを大切にしています。その一環として、毎年春と夏に大学生のインターンシップを受け入れ、学生たちは県内の様々な現場を私と一緒に回り、生活課題を見出し、解決に向けた政策を立案しています。
学生ならではの視点や提案は学ぶことが多く、発展させて私の議会提案につながることもあります。今年の2~3月に受け入れた大学生たちは、私たちの生活に身近な「食品ロスの削減」「フードバンクの普及・拡大」に向けた政策を立案。これを受け、私は県議会の本会議で知事に対し、政策を提案しました。
今回の県政報告会では、私の報告に加え、大学生の政策を皆様にお聴きいただく機会を設けます。どなたでもご参加いただけますのでお誘いあわせのうえお越しください。学生さんも大歓迎です!
ということで、政策発表者の大学生3人と古賀市内の各駅でご案内を配布しました。20日は古賀駅で吉田さんと、21日はししぶ駅で上園さんと、22日は千鳥駅で森君と一緒に。
多くの皆様のご参加をお待ちしています!
◇
福岡県議会の質疑と毎日新聞の報道(入社同期の記者による6月18日付朝刊1面トップの特報)の相乗効果。難病患者への医療費助成制度が今年から変更になり、助成対象から外れた「軽症」の患者さんの規模が十数万人に上るとみられることが、毎日新聞の報道で明らかになりました。(こちらを参照)
そして、今回の制度変更があっても医療費が高額となる場合は軽症者も「特例」として助成対象となれるのに、この周知が患者本人や医師に浸透していないことも分かりました。このことについては、20日の福岡県議会・厚生労働環境委員会で、同じ会派の岩元一儀議員(北九州市八幡西区)が指摘し、県は軽症者の特例について当事者が認識しやすいよう周知の際に明確化する方針を示しました。医師に対しても周知を徹底する考えです。
また、県によると、制度変更前に助成を受け、経過措置として3年間は病状の軽重に関わらず助成を受けてきた経過措置対象者2万9975人のうち、8.2%に当たる2448人が不認定となっていたことが判明。軽症者特例は3384人(11.3%)でした。この数字が判明したベースは毎日新聞の調査報道にあります。
さらに、この制度変更の問題は、軽症者が助成対象から原則外れることで、行政が軽症者の実態をつかめなくなり、疾患の全体像が分からなくなることにあります。そして、軽症者が重症化した際の迅速な対応にも影響します。この点、私から福岡県行政に指摘し、課題を共有しています。
なお、今回の記事は2003年入社同期の横田愛記者の特報。こうした優秀な仲間の頑張りに私も励まされます。