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Channel: 田辺かずきのブログ
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一般質問3日目―農業振興、企業誘致、福祉の充実

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古賀市議会は25日、本会議を開催。この定例会では一般質問の最終日で、2人の市議の皆様からご質問をいただきました。

 

私は、古賀市の農業・商業・工業の力を引き出す産業政策の展開が重要と考え、これまでもその振興策を図っていく決意を申し上げています。特に、この日は農政の具体策についても説明させていただきました。

 

 

農業生産基盤の整備は、農業の効率化や生産性の向上が期待でき、古賀市内で広げていきたいと考えています。現在実施している「小野南部地区基盤整備事業」を2020年度に完成できるよう支援し、さらに、他の地区でも実施したい意向を表明。「今後、地権者、地域の方々への事業説明などを行いながら、実施に向け取り組んでまいります」と申し上げました。基盤整備とあわせて行っていかなければならない担い手の育成・支援については、認定農業者の方々や集落営農組織に対し、市単独事業の「農業用施設・機械導入支援事業」や、県単独事業の「活力ある高収益型園芸産地育成事業」などを活用し、効率的で安定的な農業経営の確立を支援していきます。

 

また、新規就農者のスタートアップの支援も重要です。「農業次世代人材投資事業」(元々の青年就農給付金)の活用に加え、県の北筑前普及指導センターや粕屋農業協同組合などの関係機関と連携した相談体制を確立し、支援に取り組んでいきます。

 

 

県内有数の工業力をさらに伸ばしていくため、さらなる企業誘致とそのための適正な土地利用の転換を進めていくことについて、「私の任期中に開発計画実現の道筋が明らかにできるよう、トップセールスも展開しつつ全庁的にスピード感をもって取り組んでいく」との決意を表明しているところですが、この日の答弁ではより具体的に、今在家地区と新原高木地区について、2019年度に改訂する都市計画マスタープランに盛り込んでいく考えをお示ししました。また、「新たに作成した企業立地ガイドブックや業界誌などのメディアを活用するほか、企業訪問活動やトップセールスの展開にも積極的に努めていきます」と申し上げました。

 

子育て、教育、高齢者福祉、障がい者福祉の充実についても考えをお伝えしました。中でも、私が県議時代から力を入れてきた子どもの貧困対策については、古賀市として総合的に推進するための計画「古賀市子どもの未来応援プラン」を策定し、教育支援、生活支援、保護者に対する就労支援、経済的支援の4つを柱とし、貧困の連鎖を断ち切る取り組みに全力を挙げる姿勢をお示ししました。

 

 

さらに、前日に続きテーマとなった環境政策では、「生物多様性古賀戦略」を今年度中に策定し、古賀市の豊かな自然と生態系を未来に引き継いでいくための取り組みを、市民の皆様や事業所の皆様、市民団体の皆様など多様な主体と連携・共働し、推進していく考えを申し上げました。ごみ減量をめざしての家庭や企業における食品ロス削減の推進については、フードバンク活動の普及促進にも触れながら、取り組んでいく姿勢をお示ししました。

 

3日間の一般質問で、多岐にわたるテーマでご提案をいただきました。これからの市政運営につなげてまいります。

 

   ◇

 

議会の報告が続いていますが、これまで同様に時間の許す限り、各地を回っています。さや団地区のもちつきへも!また、地元の農業者の皆さん、建設職人の皆さん、玄界灘沿岸自治体の様々なお仕事をされている皆さんなど多くの方々と意見交換も。見かけたらぜひお声掛けください

 


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