新元号が「令和(れいわ)」に決まりました。心新たに気を引き締めて、行政運営にあたってまいります。
平成31年度(5月からは令和元年度、2019年度)が始まりました。
古賀市は水道課と下水道課を統合する組織再編を行い、新たに「上下水道課」がスタート。これまでの水道課庁舎をリフォームし、先進的な「フリーアドレス」のオフィスを採用しました。民間企業でも導入が進み始めていますが、行政ではまだ珍しいと思います。古賀市としても初めてになります。
新オフィスでは料金窓口が一元化され、お客さまスペースを拡大しました。写真を見ていただけるとわかりますが、「水」をイメージした明るい色合いを基調とした開放的な空間で、木質化も図っており、既存の市役所窓口の印象とは全く異なります。「働き方改革」も念頭に置き、職員に固定の自席を設けないことで省スペース化を図り、職場内コミュニケーションの活性化も期待できます。
官学連携を推進する古賀市として、設計にあたっては、九州産業大学建築都市工学部住居・インテリア学科の福山秀親教授と学生の皆さんにご協力をいただき、庁舎内だけでなく、玄関もかわいらしくデザインしていただきました。ありがとうございました。
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新年度のスタートにあたり、先の定例会で市議会の皆さまに再任について同意をいただいた横田昌宏副市長をはじめ、新たな職場に異動した部課長、人事交流で国や県から古賀市に着任した方々、新規採用職員に辞令を交付しました。辞令交付式では、私の所信表明や施政方針で示したまちづくりの理念や政策をあらためて確認し、市民の皆さまの高い期待に応えられるよう、全力で職務に邁進するように、と話しました。
また、教育委員に再任された米倉彰氏の任命式、小中学校の教職員の皆さんの赴任式にも臨みました。
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地域の防火・防災の要である消防団。ご自身の生活がある中で、日々昼夜を問わず、私たちの暮らしの安全・安心にご尽力いただいています。
3月31日は古賀市消防団の入退団式があり、市長として、退任される安武副団長、分団長・女性部長の皆さまに心から感謝を申し上げ、新たに就任される小西副団長、分団長・女性部長の皆さまに重要な任務の遂行にあたってのお願いを申し上げました。
古賀市は火災件数はほぼ横ばいですが、昨年は事業所における大規模な火災も発生しており、近隣自治体への広域連携の出動も目立っています。大規模災害への備え、万が一の際の即応も重要です。
消防団の皆さまにはご苦労をおかけしますが、市民の安全・安心のため、よろしくお願いいたします。