文化・芸術の振興は、私にとって最も重要なテーマひとつです。
市民参加型の作品上演に取り組む「ミュージカルオペラk・i」(福﨑隆男代表)による名作「カルメン」が11月30日、リーパスプラザ(市中央公民館)で上演されました。
私はこれまでに「フィガロの結婚」(2011年)や「メリーウィドウ」(2013年)に特別出演。今回もご配慮いただき、第二幕で一場面だけ、特別な役柄として扱ってくださいました。闘牛士のエスカミーリョの旧友の政治家(県議)の設定で、闘牛士の歌(トレアドル♪♪)も皆さんと一緒に歌わせていただきました。
上に掲載した写真はまるで歌っているようですが、歌っている場面ではなく、台詞を述べている場面。
「いやあ、驚きました。偶然、スペインに研修に来て道を歩いていたら、人だかりができている。なんだろうかと近づいてみると、輪の中にいるのは旧友のエスカミーリョじゃないか。私と彼はその昔、私の地元・古賀市にある福岡県の馬術競技場で、一緒に馬乗りを学んだ仲。まあ、彼は馬乗りはちっともうまくならなかったが(笑)、こうして母国で立派に闘牛士として活躍している。本当にうれしい。今宵はこんな時間を過ごすことができ、ありがとうございます」
なお、地元の県議として上演のパンフレットにお祝いのメッセージを寄稿させていただきましたので、ご紹介します。
文化が生まれる瞬間(とき)
私たちが歩む人生で、大きな喜びを実感できるのは、自分ではない他の誰かと「共感」しあえた瞬間ではないか――。日々、地域を回る中、多くの皆さんと話をさせていただき、この思いを強くしています。そして、舞台芸術こそがこの原点を教えてくれる、と信じます。
ステージと観客席の一体化。作り手と観客が公演を通じて「時間」と「空間」を共有し、「心」が共鳴することで沸き起こる感動。人と人とのコミュニケーションが成立するこの瞬間に「文化」が生まれます。
今年も市民参加型オペラが開幕されることに、心からお喜び申し上げます。8回目となる今回は「カルメン」。地元・古賀市で楽しめることは大きな喜びであり、市民のひとりとしてはもちろん、「フィガロの結婚」(2011年)や「メリーウィドウ」(2013年)に出演させていただいた者として、公演に向けてご尽力いただいたミュージカルオペラk・iの皆さんに深く敬意を表します。
着実に歩みを進める古賀市の文化。この公演がさらなる前進につながることを祈念いたします。
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福岡県議会12月定例会で所属会派の代表質問に立ちます。一般質問を含め連続15回目の本会議質問で、代表質問は初めて。本日、会派として通告した要旨は以下の通りです。
一、県政推進の基本姿勢について
1、2014年度の税収見通しと財政改革推進プラン
2、福岡・北九州両空港の一体的運営ビジョン...
3、原子力災害広域避難計画
4、産業廃棄物行政の推進
一、男女が共に働きやすい社会づくりについて
一、教育問題について
1、35人以下学級の維持・拡大
2、小中学校の統廃合問題
一、警察問題について
1、性暴力被害者支援の拡充と性犯罪の抑止
一、その他県政一般について
知事、関係部長、教育長、警察本部長に出席を求めています。
12月5日(金)午後1時半以降に登壇する見込みです。お時間許します方は傍聴していただけると幸いです。県議会HPの議会中継のページ でも見ることができます。よろしくお願いいたします。
がんばろう日本
ささえよう東日本
伝えよう古賀の心