昨年の11月25日、古賀市長に初当選させていただきました。お支えいただいている皆さんに心から感謝を申し上げます。
就任して約11カ月、全力疾走で働かせていただいています。そのご報告は、就任1年の節目にまとめたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします!
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日帰りで上京!
21日、JR古賀駅周辺再開発にとっても重要な全国の都市基盤整備事業推進大会が永田町・砂防会館で開催され、参加しました。その後、代表して財務省を訪ね、井上貴博・財務大臣政務官に決議文を手交させていただきました。元福岡県議の井上政務官には私が県議1期目にお世話になっていました。こうしたご縁があるたび、県議を務めさせていただいてよかったと実感します。
財務省に先立ち、国土交通省を訪問。赤羽一嘉・国土交通大臣に決議文をお渡ししました。
JR古賀駅周辺の再開発を推進する古賀市として、都市基盤整備に関わる国の政策は極めて重要です。この間、私自身が国土交通省に出向くなどして「ウォーカブル都市」になりましたが、今回の大会決議文でも「ウォーカブル都市の構築に向けて『居心地が良く歩きたくなる』空間創出」のための重点的・一体的な支援制度の創設を国に強く求めています。なお、赤羽大臣の大会挨拶でも「歩きたくなるまちなか」の重要性について言及があり、期待を大きくしたところです。
国に対して確実な都市基盤整備事業の推進とそのための財源確保を求める重要な機会となりました。付言すると、私は福岡県の街路事業促進協議会会長も務めています。
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社会は政治で変えられます。
県立特別支援学校の医療的ケアの体制強化について、県議時代の2017年9月、保護者の皆さんの声を受けて課題解決を教育長に提案しました(写真はその時の懐かしいもの)。福岡県はこれを受け、2018年度から高度なケアが必要な人工呼吸器や酸素療法の子どもたちにマンツーマンで看護職員を配置することにしました(2018年3月3日付ブログなど参照)。そして、さらに今年度からはマンツーマン以上に看護職員が配置される体制に強化されたことを、今日知りました。障がいの有無に関わらず、誰もが自己実現を図れる社会へ。きっかけがあり、制度が動き出せば、その制度は運用の経験値を基にさらに改善されていきます。
16日は重度心身障がい児・者の皆さんを支え続けてきている古賀市の国立病院機構・福岡東医療センター「いずみ病棟」の50周年記念式典へ。この挨拶の中で、私の重要な原体験のひとつとして前述の医療的ケア体制の強化について申し上げたところ、関係者の方から今年度のさらなる体制強化について教えていただきました。率直にとてもうれしく思いました。
私は現在、議員ではなく、首長に立場を変えましたが、市長として庁内で常々言っているのが、議員の皆さんからの提案が行政としての気づきを生む有意義なものであれば、積極的に行政運営につなげていくべきということ。来年度予算編成方針でもこの姿勢を明示しています。今日はあらためて二元代表制の価値を認識できる機会をいただきました。心から感謝します。