古賀市のコロナ禍における子ども・子育て支援についてNHKの記者さんから取材を受けました。当初は新型コロナウイルスがどのような感染症か分からない中で、経済的困窮とチルドレンファーストを強く意識し、スピード感を持って対策を講じてきたことを申し上げました。
特に、様々な事態が急速に進行していく中で、これまでの経験に基づき現場で起きているだろうことを想像すること、行政の前例にとらわれないことが重要でした。
具体的には▽ひとり親世帯への独自給付▽臨時休校中の小1特別自習教室・自学自習教室の開設と困窮家庭は無料のお弁当の配食事業▽保育所・幼稚園の家庭保育協力補助金▽全ての中学3年生への学習支援ソフトを導入したタブレット端末の配備▽修学旅行バス台数増に伴う費用の助成▽妊婦や医療的ケア児への配慮▽新入生サクラサクプロジェクトや高校生給付金の書類に同封した中学時代の恩師のメッセージなど「心」を大切にした取り組み――などを説明しました。
詳細は「なくそう!子どもの貧困全国ネットワーク」さんのオンライン講演会で使った資料にまとめていますのでご参照ください。(こちら)
職員の皆さんと共に様々な対策を講じてきましたが、それでも十分に行き届いていない現実があります。引き続き、現場の実情を捉え、想像し、適宜適切に対策を講じていきます。
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日本テレビの朝の情報番組「スッキリ」の10日の放送に古賀市が登場。突然でびっくり。
私は仕事中で見られませんでしたが(というか知りませんでしたが)、コロナ禍における経済的困窮対策、ひとり親支援に焦点を当てて特集されていたとのこと。学生時代に入社に挑戦した日テレさんに取り上げていただき、感謝いたします。