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Channel: 田辺かずきのブログ
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コロナ禍の子育て・教育支援ー女性議員ネットで講演

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福岡県女性議員ネットワークの研修会が20日に開催され、オンラインで講演させていただきました。古賀市のまちづくりで最も重要な理念のひとつである「チルドレンファースト」とこれに基づく新型コロナウイルス対策を中心に、様々な取り組みをその背景も含めて説明しました。

 

 

同ネットは県内の超党派有志の県議や市町村議の皆さんで構成。現在、会長を務める後藤香織県議にお声掛けいただきました。

 

私から、まずはチルドレンファーストの象徴的なケースとして、緊急事態宣言下であらゆる公共施設を閉鎖する中、乳幼児と保護者の居場所を開き続け、育児不安の軽減を図り、児童虐待の潜在化を防止した取り組みを説明しました。

 

 

そのうえで、ひとり親家庭への緊急支援金や中学3年生への学習支援ソフトを導入したタブレット端末の早期配布、修学旅行のバス台数増加分の助成、医療的ケア児への消毒用アルコール配布、妊婦の在宅勤務をはじめとする独自の支援策を説明しました。

 

 

さらに、高校生への中学時代の恩師のメッセージ入りリーフレット送付や小学1年生サクラサクプロジェクトなど「子どもの心」を大切にする取り組みも紹介しました。

 

 

今回の危機管理マネジメントの大前提は未知の感染症にどのように対応するか。事態の変化が激しく、現場の状況を即時的につかみづらい中、市民生活で起きていること、起きうることを平時の経験を踏まえて「想像」することを意識し、スピード感を持って対策を講じました。全てが異例であり、首長の責任を覚悟をしました。そして、財源が限られる中、「より困っている人たち」を支援するため、様々な支援策を決断し、実行してきました。その際、職員からの柔軟な発想による提案を取り入れてきたことも申し上げました。

 

 

コロナ禍は継続しています。有事も平時も、こうした形で県内市町村の政治と行政が連携し、共に考え、政策を形成し、実践していくことで、それぞれの地域がよりよくなると信じます。

 

講演の機会をいただいた女性議員ネットワークの皆さんに感謝し、引き続き共に頑張っていく決意を新たにしました。


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