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Channel: 田辺かずきのブログ
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中村哲さん企画展を開催―その思いを受け継ぐ

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中村哲さんの急逝から1年。古賀市で育った中村哲さんの志とご功績を受け継ぎ、次代につないでいくため、パネル展をリーパスプラザこが交流館で開催しています。

 

 

4日18時からは同所で、ペシャワール会事務局長で同級生の古川正敏さんたちをお招きし、トーク企画を開催。私はコーディネーターを務めます。お時間許す方はぜひご参加ください。中村哲さんが1998年に西山に登山後に入ったという五右衛門風呂の現物も展示しており、トーク企画ではそのエピソードにも触れられる予定です。

 

 

 

企画展については読売新聞が3日付朝刊で報道してくれています。ありがとうございます。

 

 

古賀市は中村哲さんが青少年期を過ごし、その後の生き方の原点となった故郷として、銃撃事件後、弔意を表すとともに、「広報こが2020年2月号」で特集記事を掲載。追悼パネル展や追悼トークを開催し、私自身がペシャワール会の事務所に訪問させていただくなどしてきました。10月には、名誉市民の称号を長女の秋子さんに贈呈し、市民の皆さんと一緒に中村哲さんへの敬意と感謝の思いを共有しました。

 

 

私はこの時の式辞で、中村哲さんが「広報こがまち1997年9月号」のインタビューで、「困っている人がいて、それを見ないふりして自分が楽をするというのは、どんなものかなと思っただけなんですよ」と、活動の原点について語っていたことを紹介。「こうした理念を多くの皆さんと共有し、私たちの地域をよりよくしていくため、市民の皆さんと共に顕彰のあり方を考えていきたい」と申し上げています。

 

 

中村哲さんの志とご功績をまちづくりにつなげていく。その決意を新たにします。


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